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[C437]

毎回楽しく(?)読ませてもらってます。……まぁ、最近のは読んだあとorz←こんな感じになりますが…………縁、強く生きろ。

  • 2009-03-27
  • 投稿者 : 光速ベスパ
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[C438] てらちーとぷれいやー、参上

100億か~、すごいな~・・・
あれだね、きっとリューネルートのネオグランゾンクラスだね。
母艦が防御しても即死するような。

縁ちゃんはこれから谷越えをしなければならないわけですが・・・
頑張れ、超頑張れ。おじさんそれしか言えません!
また可愛い縁ちゃんの見れる日を楽しみにしつつ・・・

  • 2009-03-27
  • 投稿者 : ぎるばと?
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[C439] 無くしてから気づく大切なもの

縁の真実、管理局が縁を化け物にした真実をアリサが知った時どういう行動をとるのやら……

なのはやフェイト達との関係にも影響しそうだ

むしろバラして証拠もあげてなのはやフェイト達が信じる価値観をぶち壊して欲しい


個人的に

縁フルボッコ

アリサがかばう

縁、最終形態に進化

闇の書の闇以上の大決戦

とかあったら劇場版だと納得します
  • 2009-03-27
  • 投稿者 : ルファイト
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[C440] コメントありがとうございまー

○光速ベスパ さん
 うん、楽しく、はないですね。むしろ真逆を突き進む。
 クロガネは書いている最中 orz ←こんな感じです。

○ ぎるばと?さん
 まず縁が可愛いかというそこから議論が(ry
 縁のチートっぷりは主人公に置き換えれば間違いなく最強物になりますが、ところがどっこい縁は――
 リューネルートのネオグランゾンは悪夢です。

○ルファイトさん
 うん、それは完璧劇場版ですね。ブレイドや響鬼の劇場版並に。
 管理局は別に正義でもなければ悪でもなく、ただの組織。それ以上でもそれ以下でもない、人が集まった組織。クロガネはどちらかと言えばそう捉えます。
 喪失感の大きさは、それだけ大切なものの大きさだそうです。
  • 2009-03-27
  • 投稿者 : クロガネ
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[C441] ・・・・・や、やめて

私の心が再起不能です。
もう、この小説はトラウマになってます。
  • 2009-03-27
  • 投稿者 : りんご
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[C442] 驚愕のネタばれ

○りんごさん
 しかし、物語的にはようやくジャブが終わったに過ぎないのですよ。
 甘い話が書きたーい。
  • 2009-03-28
  • 投稿者 : クロガネ
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[C443] とりあえず・・・

アリサ、死んどけや・・・・・・!!
今までの乱行は贔屓目に見てまだ大目に見てやっても良かったが、今回のは流石に我慢ならん。
その顔を前歯が全部折れるまでフルボッコにしてやりたい。
立ち直る?主役だからといって、こんな事をしておいて立ち直る資格があるとでも思っているのか!!!!・・・・・・と、言ってやりたいが、許せないし、我慢もならないが・・・・・・、それでもアリサには同情の余地はあると思う。
誰を恨むわけにもいかない家柄、小学生という未成熟な精神、運の悪さも手伝って周囲を取り巻く激しい展開、そして今回の精神的ショック。
そりゃあ「仕方が無い」の一言で割り切れるものでもないし「自業自得」な部分も多いが、情状酌量の余地くらいあるのは認めざるを得ない。
だからさアリサ、死んだりするなよ。
この許されない罪を背負い、取り返しの付かない現実を見据えて、苦しみながら生きていけ!!
お前は「死」なんかじゃ許されないことをしてしまったんだからな。
アリサはその辛い生き方をしなければならないし、それが出来る人間だと信じてる。
そんで、これ以上罪を重ねるな。落ち着いたらそこは今まで以上の地獄だ。
地獄の中でお前に出来ることを考えろ!!
私なんかに言われるまでも無いだろうがな・・・
私からアリサに言いたいことはこれくらいです。

フォンは・・・よく頑張ったよ。
狙った相手が悪かったというか、お前もアリサの撒いた種の犠牲者だ。
出来れば、安らかに眠れ・・・ないだろうな~(汗

最後に一言。
恋慈は相変わらずいい男です。
  • 2009-03-29
  • 投稿者 : ノヴェール
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[C444] 駄菓子菓子

○ノヴェールさん
 今回アリサが縁に対する反応だけを見るならば、実ははやての方がずっと酷い反応だったり。縁とは知らんと言え。
 変態魔導師は御退場。弁解の余地はどこにも挟む隙間もありません。さよなら、変態。
 クロガネも一言。
 恋慈はいい男なのか?
  • 2009-03-29
  • 投稿者 : クロガネ
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[C445]

えにしぃぃ~(>_<。)
あああ、予想出来たとはいえめっさ辛い展開に……!
いや、アリサの気持ちもわかります。
目の前で好きな子がでかいゴキブリ以上に気持ち悪い化け物になって、人を惨殺したら、そりゃ同一人物なんて認めたくないでしょうし。
恐怖するのも、人間として仕方のないことです。
だけどアリサは賢いし、今は混乱していてもそれが落ち着いたらどうなるんでしょうね。
状況を冷静に見詰め直すことが出来るようになれば、すぐに気付くはずですし。
自分を守るために傷ついて、人に見せたくないはずの姿を曝してくれた想い人を拒絶してしまった、という事実に。
次回も楽しみにしてますねっ!
それでは~(^O^)/
  • 2009-03-29
  • 投稿者 : 足長ペンギン
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[C446] 物語は最悪の展開へ

あ~やっぱこうなりましたか、変身後の縁の姿が醜悪だったのも原因でしょうな。せめて仮面ライダーの怪人とか、ガイバーのゾアノイド位だったらまだマシだったかもしれんが。

こういうシーンで相手の正体を受け入れられず「来ないで化け物」とかいってしまった場合、双方に多大な精神的ダメージを負ってしまうもの。もう縁もアリサも「彗星はバァーと輝るもんね」とか言い出しても可笑しくないぞ。

しかしこの状況、得をしそうな人物が一人いる。すずか!アリサを手に入れる最高の機会だ(あおってみる)。
  • 2009-03-29
  • 投稿者 : ミヅキ
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[C447] コメントありがとうございまー

○足長ペンギンさん
 二律背反な想いと行動。クロガネ的うふふな展開です。Sじゃないけど。
 今回の状況は縁にとっては得なんて何一つとしてないのです。それでも来たのに、アリサには。
 たぶん次回も楽しみにしても読んで楽しくならない回になるかと思いま……うん。

○ミヅキさん
 特に昭和の仮面ライダーの怪人みたいにコミカルな格好ならよかったかもしれませんが。
 しかし、カミーユもジェリドに手を上げなければあんなエンディングを迎えずに済んだはずなんですが、ガンダム乗らなかったはずだろうし。
 すずか自重しろ(笑
  • 2009-03-30
  • 投稿者 : クロガネ
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[C453] 鬱が、鬱がきたよ・・・

7thDRAGONにうつつを抜かされていた間に新作が来ていたとは・・・
めっきり更新がなかったんで虚を突かれました。

相変わらず縁とアリサ嬢にかける言葉が見つかりません。
頑張れ、超頑張れとしか言えないじゃないかぁ。

シグナムがもうちょっと遅めに来てくれたら、一方的ながらも会話が出来たんだろうけどなぁ。
砂糖・・・砂糖が足りない・・・

  • 2009-04-13
  • 投稿者 : TFJ,
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[C556]

これ以上関係は悪化しないよなー
あとはどうやって修復されるかが楽しみだなー
同性愛ってのを考慮しても初だなー
とか思っていた結果がこれだよっ!
更に悪く成っているじゃないか!

>本当にちょっとだけ、希望の残る話になったのかもしれない
つまり今後の展開は全く希望が無いと言う事ですね
わかります
  • 2009-12-14
  • 投稿者 :
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[C564] コメントありがとうございまー

 落ちる堕ちる。落ちるだけ堕ちた人の方が輝くのだとクロガネは思うのですよ。
 今後の展開に希望……?
  • 2009-12-17
  • 投稿者 : クロガネ
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魔法の使えない魔法使いの魔法 43

第8章――第1節――
――崩れた積み木――

 それは、戦うために作られた。
 身体の全てが戦うために設計され、強化され、調整され、それは産まれた。
 時空管理局、人造兵器開発計画。
 時空管理局における慢性的な人手不足と、前線に立つ危険性の軽減のため、人造兵器を用いて補おうとした計画。そのプロジェクトの行きついた結論。
 それが、それ、だった。
 いかなる状況にも対応が出来る汎用性、臨機応変に動ける思考を持ち、魔導師を圧倒し、危険生物を単独駆除が行える性能。コストと量産性を度外視され、戦う事に重点を置き、それはその “試作兵器” としてこの世に生を受けた。
 醜い、化け物として。
 視覚的に威圧効果を狙った姿であった。
 エイリアンと例えるべきか。ゴキブリと例えるべきか。
 誰もが生理的に受けつけず、嫌悪感を抱くような姿。それはそう設計された。
 脳細胞1つから、筋肉繊維1本から、全て戦うために。全て勝つために。そう設計された。
 戦う宿命を背負わされた、命であった。

 だが、勘違いをしてはいけない。

 その命は、決して祝福に包まれない命なんかじゃ、なかった。

 化け物でこそあったが、それは祝福された命であった。

 不幸なのはただ、その祝福が、それに届かなかった事にある。












『クロノくぅわあっ! お邪魔しました!!』
 突如として現れた緊急ウィンドウに姿を現したエイミィは、クロノの胸に抱かれている格好のはやてを見た途端に悲鳴を上げ、顔を赤くしながらウィンドウを消してきた。
 何だ?
 エイミィのいきなりな登場から退場までの様子にクロノは眉をしかめ、エイミィのその悲鳴にはやては我に帰ったかの如くクロノから跳ぶように離れ、そして後ろへ盛大にぶっ倒れる。
 ごつんっ、と良い音が響き、クロノは慌てて立ち上がろうとするが、中腰の状態でぎしっと身体が固まる。
 後ろへ倒れて思いっきり打ちつけた頭を抑えかけ、その痛みが引くよりも早くはやては右手でスカートを即座に抑えこむ。
 反射反応に近かった。だが残念、遅かった。
「ぃ――見」
「見てない」
「まだ何も言うとらへん」
「それぐらい分かるさ」
「うぅ、クロノ君が人の黒パンティ見ぃよった」
「は? 白だったじゃないか」
「………………」
「……………すまなかった」
 視線を横に逸らしながら、クロノは頬を引き攣らせつつ謝罪する。はやてのジト目がかなり痛かった。
 事故である。
 己に非はないのだと言いたいところだが、いかなる理由があっても見てしまえば男の立場などこんなものである。
 打ち付けた頭をさすり、ぶすっと不機嫌そうな表情ではやては姿勢を正すようにして若干ふらつきながら立ち上がる。頬が赤い。
「クロノ君」
「はい」
「忘れるように」
「……はい」
 立った状態でクロノを見下ろし、高圧的なはやての言葉にクロノは肯くしかなかった。理不尽だ。
『――って、違う! 大変な時に何してんのクロノ君!』
 再び緊急ウィンドウ越しにエイミィが現れた。
 騒がしい奴である。
「人目を憚りながらいちゃついとったら、獣と化したクロノ君にパンツ覗かれました」
 それに平然と反すはやての台詞に、エイミィの眉がぴくりと跳ねる。
「誤解だエイミィ、僕は潔白だ」
「人の潔白見ときながら、よぉ言うわ」
『いや、うん……クロノ君の獣っぷりは周知の事実だから』
「ちょっと待て、かなり聞き捨てならない言葉が聞こえたんだが」
 背中にあまり健康的ではない汗を流しながらクロノは説明を求めるが、エイミィとはやての冷たい目線を受けて言葉を詰まらせる。
 自分では女性に対して紳士な対応をしているつもりなので、結構ショックだ。
『って、そうじゃなくて! クロノ君、すぐにブリッジに戻って!』
「――状況を」
 しかし、すぐに慌てて続けたエイミィの言葉に、クロノは即座に頭を切り替えた。
 ブリッジは確かに地獄であったが、エイミィの調子から見て何か起こったのは間違いないだろう。その様子にはやても表情を改める。
『看視者の反応を検出、海鳴から!』
 やはりか。
 心の中で一言呟きながら、クロノは改めて立ち上がる。
 最近とんと姿を見せていない看視者、それがついに姿を現したか。事件捜査がようやく前進できそうだ。
「魔力値は?」
『100億超えてる!』
「……は?」
 そこで改めて聞きなおす。
 100億。ゼロが10個だ。
 何だ、その無茶苦茶な数値は。
 ちらっとはやてに視線を送る。きょとんとした表情のはやて。記憶が正しいのであれば、彼女と遭遇した時には平均1億くらいというデータであったはずである。無論、その数値も十分に馬鹿げた数値ではある。
『カウンターが振りきれちゃって測れないの! 本局内の精密観測も依頼してるけど、返事がまだ!』
「分かった、向かおう」
 続けるエイミィの言葉に返しながら、クロノはズボンのポケットから無駄にゴツく複雑な構造をした鍵を1本取り出す。
 その鍵には鍵山や谷がなく、代わりに魔力を通す事により認証される、管理局内では主に遺失物……ロストロギアなどの管理庫に使用されている鍵であった。
 改めてきょとんとした表情を向けるはやてに、クロノはその鍵を投げて渡す。
「すまない、用事が出来た」
「出来たも何も丸聞こえやったんやけど……え、何なん、この鍵?」
 変わらぬ調子のクロノに、慌てて鍵を受け取ったはやては目を白黒させつつその鍵に視線を落す。
 管理庫の鍵だ。見た事は何度もあるが、実際に手に取るのは初めてである。確かに鍵としてはゴツいが、手にしてみるとその重みは予想を超えてずっしりとしている。
「システム番号・2900ー1985ー03ー07-156ー23ーA・99。管理庫36番、解除登録照合は順番に八神シグナム、八神シャマル、クロノ・ハラオウン、ヴァイルバート・ロー、八神はやて。これで解除される」
「え、え、は?」
 そして返されたその言葉に白黒させたままの目をクロノへ向けた。
 そんな長い番号を突然口頭で言われても困る。むしろ何の番号なのかがまるで分からない。更に言うならヴァイ何とかさんって誰だよ。
 はやての混乱したその表情に、クロノは一瞬だけ唇端をにっと吊り上げてから、はやての頭にぽんと手を置く。
「シグナムが苦労して無理矢理申請を通したんだ。あれはきっと、今度のボーナスが下がるだろうね」
「……えっと、ごめん、話が全然見えへんのやけど」
「蒼天の書の事だよ」
 ひゅっ、と息を飲む。
 ちらっと頭に浮かんだシグナムは、確かさっき名前を上げられている内の1人である。
「元気になったら、はやてに見てほしい、是非に……ってさ」












 殺戮劇は、開演と同時に幕を下ろす準備が行われていた。
 アリサは真っ白に染まった思考回路のまま、化け物の姿をその目に写していた。
 その化け物はまず、対峙した男の顎を、頬の肉ごと引き千切った。
 絶叫が上がる。
 化け物はその顎 “だった” 肉の団子を、無造作に地面へべちゃっと投げ捨てる。
 鮮血をまき散らし白目を剥いて倒れ様とした男の頭を、逃がすものかと言わんばかりに化け物は右上の腕で捕まえる。みちっ、と鈍い音。
 そしてその男の右腕を左上の腕で、左腕を右下の腕で掴み、男の身体を固定し

「ゥガ……ァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!」

 果たしてそれは声と呼べるものなのだろうか。
 雄叫びのようなそれと共に、化け物の左下の腕が音すら超えて男の腹部に突き刺さり、そして背中の向こうまで貫通する。
 血が、跳び散る。
 更にその腕を横に振るい

 ぶつ

 真横に、切れる。千切ったと言うべきか。
 生々しい音と共に男の下半身がだらんと “傾いた”。肉四半分の命綱。
 男の悲鳴は、あがらない。
「ラムィ、ル!!」
 左上の腕と、右下の腕を、一気に真横に引っ張り振り抜く。
 両方へと、赤いそれが吹き出る。
「シィィィイィィィ――ヌェェェエエエェェェッ!!!」
 辛うじてそれが 「死ね」 と言ったのだなと、頭の片隅で理解は出来た。
 理解できた、その次の瞬間には、右上の腕を大きく振りかぶってから、地面へと男の身体を轟音響かせ叩きつけていた。地震が起きたかのような衝撃に、アリサの身体が冗談ではなく一瞬浮く。
 四半分になった腹の肉が分かれ、男の身体が2つになって別々の方向に跳ねあがる。衝撃を物語るかのように、その2つになった身体は叩きつけられる前よりも小さく圧縮されて大きく跳ねていた。
 化け物が、左上の腕と右下の腕に掴んでいた物を投げ捨てる。
 棒みたいな、腕。
 握り潰されてたのだろう、1箇所だけ、妙に細い。
 腕が転がり、遅れてどしゃ、どちゃ、と音が2つ並ぶ。身体が落ちたのだ。
「アァァ、ガ、アアア、ア、ア」
 化け物が唸る。
 唸り、落ちついたかのように、4つの物体に成り下がった男などもう興味もないかのように、くるっと化け物は振り向いた。
「ひぃっ!!?」
 もはや本能、それしか言いようがなかった。
 全然動かなかった身体が、跳ねる。
 赤い、赤い、血に染まったその身体。
 そして、青い、複眼。
 振り向いた化け物は、アリサの姿をそのレンズに納めると肩――と言うべきなのだろうか、4本の腕の付け根の辺りがかくっと落ちた。
「バァ、バ、ア、ニ、ニニニ、ィン」
 かたかたと、言葉にもならない奇妙な唸り声。間近で聞く花火の音の如く腹の底にずどんと来るような唸り声。
 ぬちゃ、っと、その短く太い足が動いた。
 ぬちゃん。
 ぬちゃん。
 足音が、近付く。
 化け物のその身体が、ゆっくり、ゆっくりと、近付いてくる。
 なんだ。
 なんだ、こいつは。
 この化け物は。
 怖い。怖い。怖い。
 身体がガタガタと震え出す。
 冷たい。身体が冷たい。
 血の気など、とうの昔に退却していた。
 目の前で、そう、目の前で。
 その4本の腕で人間を1人、バラバラにした。
 目の前で、化け物は人間を、殺し――
 ああ、ああ、ああ、ああ、ああ、ああ、ああ、そうだ。現実から目を逸らしてはいけない。
 バラバラにされたのは、あの、フォン・ブローレットとかいう男。
 魔法の力を持って、縁を殺した、あの男。
 抵抗も許さず瞬殺惨殺解体殺人。圧倒的過ぎた。
 ああ、ああ、縁、縁は何処だ。
 あの化け物にとって代わられた、縁は何処だ。
 あんな、あんな醜悪な化け物、あんなのが、縁とでも言うのか。
 嘘だ。 
 嘘だ、嘘だ、嘘だ、嘘だ。
 嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘嘘だ。
 縁。
 縁が。
 そんなの。
 嘘だ。
 あの化け物は、ああ、ああ、人、人を殺した、殺し、殺したんだぞ。
 縁が人を殺したとでも、殺したとでも。
 馬鹿な馬鹿な馬鹿な馬鹿な。
 ありえない。
 嘘だ。
 縁が人を殺す訳がない。
 あんな化け物な訳がない。
 縁は何処だ。何処に行った。
 化け物がいる。
 嫌だ。
 怖い。
 気持ち悪い。
 化け物。
 化け物。
 気味が悪い。
 吐き気がする。
 見たくない。
 来るな。
 来るな。
 来るな。
 ぬちゃり。
 嫌だ嫌だ嫌だ嘘だ嫌だ。
 縁な訳がない。
 これが縁であるはずがない。
 この化け物は、縁じゃ、ない。
 人殺しの、化け物。
 それが、ぬちゃりと、目の前に、立った。

『――バニングスさん。終わった』

 でも、頭に響くそれは、ああ、それは、聞き間違えるはずもない、縁の、声で。

『もう、大丈夫だ。バニングスさんを泣かせる奴はもう、いない』

 アリサの心の中で、ガラスが割れるような音がした。












「遅れた。現状を確認せよ」
「魔力値測定不能! これ以上は測定機の方がまいっちまいます!」
「係数安定! けど魔力が桁違い過ぎて少しでも崩れたら次元震の可能性あり!」
「アースラ航行準備完了! 座標軸、固定確認! 看視者の真上成層圏にいつでも跳べます!」
 ブリッジへと入室と同時に飛ばした言葉に、まるで太鼓でも叩いたかの如く素早く返ってくる言葉を聞きながら、クロノは艦長席にどかりと腰を下ろす。
 アースラのブリッジは戦場という言葉すら生ぬるい、地獄のパーティー会場の如き状況である。
「エイミィ、現場は?」
「最悪……看視者以外に生体反応が2人分あるんだけど、看視者の魔力が濃すぎてスキャンモニタリングが出来ないよ。非管理の世界だからサーチャー飛んでる訳じゃないし」
 あまり芳しい状況じゃなかった。
「向こうまで跳んで直接モニターするしかないのか……現場へ第1次緊急応援を請求してくれ」
「ごめん、もうしてる」
「ありがとう、流石だ。ガンザ、君も出動用意をしてくれ。向こうの世界に到着次第、君も一気に跳んでもらう」
「サー! 了解っす!」
 指示をとばしながら、クロノは艦長席の空間パネルを一斉に開く。
 流れるデータ―を頭の中に流し、その眉間にぐんぐんと皺が寄ってくる。
 アステマと恋慈の反応が、看視者が出現する前に忽然と消えている。住んでいる屋敷に一度2人とも集まった後、魔力反応を検知、反応が消失したのはその後だ。
 やはり、看視者の正体は――アステマの方なのだろうか。

 ――恋慈さんはなぁ、私の事、はやてちゃん、って呼ぶんよ。

 ふと、はやての言葉が頭を過る。
 はやてが看視者と遭遇した時、看視者ははやての事を 『八神』 という姓の方で呼ばれたという。海鳴 恋慈は人をフレンドリーに名前で呼ぶ。
 そして、看視者に対して恋慈の名前を出して反応したのを見て、海鳴 恋慈に関係する人と言えば、知られている限りはアステマと縁しかいない。
 ふむ、とクロノは一度唸ってから顔を上げる。
「アースラ、緊急発進準備!」
 腹に力を入れた一声。
 声がブリッジ全体に通り抜ける。
「ゲート開放、発艦用意グリーンです!」
「魔力炉出力上昇、安定値入りました!」
「ロック解除よし、動力伝達異常なし!」
「座標固定完全完了!」
「発艦許可出ました!」
 ゴゥン、と重く低い音が艦全体に一度響く。アースラをドッグに固定していたアームが外れる音だ。
 よし、とクロノはブリッジを一度見渡す。
 全員、所定の持ち場へとついている。
 よし。

「アースラ、発進!!」












「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
 絶叫と同時に、アリサは縁を全力を持って突きとばした。
 身体中が痛いとか、片腕が動かないとか、そんなのは頭の何処にもありはしない。
 べちゃっとした感覚。
 硬い、身体。
 鳥肌が触ってしまった所から頭の頂上めがけ一気に吹き立つ。
 気持ち悪い。それしか感じない。
 体格差と言うべきか力の差と言うべきか、突きとばされても縁の身体は後ろに下がる事なく、逆にアリサの方が地面へと己の身体を叩きつけるようにして転がる結果となった。
 突然の絶叫と、アリサのその行動に縁の肩がびくんっと跳ね上がった。
『バ、バニングスさん!? どうしたんだ!?』
 慌てて縁もしゃがみ、アリサのその身体を起こそうと腕を差し伸べる。
「ひぃっ!!」
 その腕から、アリサは後ずさりして逃げた。
 顔が、真っ青だ。出血している分を差し引いても、なお青い。
 目が、怯えていた。
 まるで、縁に襲われると思っているかのように。
 その目を見てしまい、縁は思わず怯んでしまう。しかし、首を横に振ってすぐに気を取りなおす。
 錯乱している。
 そう判断した。
 あれだけ怖い目にあったのだ。いくらアリサのような人でも、錯乱するだろう。
『バニングスさん、大丈夫だ。もう大丈夫だ』
 怯えさせないように。
 怖がらせないように。
 アリサの様に優しい声色なんて作れない縁は、なるべくゆっくりと語りかけた。
 念話で。
 頭の中に。
 アリサが後ろに逃げた分、縁はゆっくりと前に足を進める。
「いやぁっ! いやっ! やだっ、やだっやだっ、こないでっ!!」
 ガチガチと歯を鳴らし、どうにか動く右手で頭を守るようにしてアリサが丸くなる。
 がたがた、がたがた、アリサが震える。
 怯えきったアリサの態度に、縁の足が止まってしまう。
 生まれてから何度も、こんな反応を見てきた。完全な、拒絶だ。
 例え錯乱していたとしても、アリサにその目を向けられるのは、かなりショックであった。
 このまま逃げてしまいたい。心の何処かで弱い自分が囁くが、縁は歯を強く噛み絞めてそんな己を叱咤する。
 ぐちゅ、っと、縁のその口から音が漏れる。
 その音にアリサの身体が一層がたがたと震え出す。
『帰ろう、バニングスさん。それからゆっくりと休んで――』
 語り、そしてゆっくりとまた足を進める。
 もしかしたら、それがトリガーになってしまったのかもしれない。

「こ、来ないでよ “化け物”!!」

 再び足が止まる。
 エ? と縁のその口から重低音の言葉が漏れた。
『バニングスさん、私だ、縁だ!』
「ししし知らないわよ! あんたみたいな化け物、知らないっ!」
 聞きたくなかった言葉に、縁は愕然とした。
 化け物。
 ああ、確かに、忘れていた。
 今の姿は間違いなく、化け物、で。
 止まった足が、後ろに下がってしまった。
『ち、違う、違うんだバニングスさん……私、私は、化け物じゃなくて――』
「やだっ! 来ないで、来ないでぇっ!」
 錯乱しているだけ。
 怖い目にあって、混乱しているだけだ。
 何度も何度も縁は自分自身に対してそう呪文のように唱えるが、足が前に出ない。怯えるアリサの言葉が、胸を、刺す。
 今まで何度も言われた。
 来るな。
 化け物。
 寄るな。
 怪物。
 言われたい放題に言われた。泣かれる事もあった。何度言われても、何度泣かれても、それは全然慣れなくて、悲しく思った。
 だが、比じゃない。
 そんなの比じゃない。
 悲しいとか、悔しいとか、そんな感情が湧き出る隙は少しもない。
 足元が、崩れる。
 感情じゃない。
 襲いかかるのは、感覚。自身が崩れる、感覚。
「助けて――」
 震え、丸まり、そして涙すら流しはじめ、アリサからかすれた声が漏れた。
 息を飲む。
「助けて――助けて――」
 足が、また後ろに下がる。
 あ、あ、あれ?
 ちょっと、待て、待て、これは、おかしい。
 アリサを、怖がらせている、泣かせている。
 その犯人は、間違いなく、縁。
 違う、違う、アリサは、錯乱しているだけだ。
 その言い訳が、自分の心にまるで響かない。胸に落ちてこない。
「バ――ニン――」
 その名を、呼ぼうと縁は口を開く。
 念話じゃない。
 言葉を発するに適していないその口で、直接。

 しかし、その名を呼ぶよりも早く、それは現れた。

 縁とアリサの丁度中間から。

 魔法陣。

 そして烈火を纏う剣を持った、剣士。

「そこまでだ、看視者!」












 頭の中に直接響くアラームに、なのはとフェイトは反射的に教科書に向けていた顔を上げる。
『緊急応援要請!?』
『なのはも……? ん、要請元アースラ? 私となのはが同時に来るとなると、看視者が出たのか』
 念話の回線を通じて流れ込んでくる無機質な情報を読み取りながら、フェイトは表情を引き締める。
 AAA+が2人とは、普通の相手ではどう考えても戦力多過でしかない。なのはと一緒、というのはフェイトの心に甘く響くのだが、冷静に考えるのならば投下される戦力上対するは尋常ならざる相手であると予想できる。
 ぱっとフェイトは顔を上げてなのはを見る。
 目が合った。
 念話はいらない。
 教室にがたんっ、がたんっ、とほとんど同時に椅子の足が床をスキップする音が響く。フェイトとなのはが同時に椅子を跳ね飛ばすかの勢いで立ち上がった音だ。
 授業中である。先生の方がびっくりした。
 ついでに言うならば、フェイトもなのはも目つきが鋭くなっていて、まるで睨まれているかのようでびっくりついでに先生の肝が冷える。何だ、何だ、キれる子供か? ドイツの歴史が気に入らなかったのか? 向こうのクラスでも生徒が一人窓からダイナミック早退をかましたと言うじゃないか、もしや自分のクラスからもダイナミック早退をする生徒が出るんじゃなかろうな? 先生の頬に冷や汗が流れる。
 生徒達もぽかんと二人を交互に見上げるが、すずかのみが目を細めて何かを悟ったかのようである。
「高町なのは!」
「フェイト・T・ハラオウン!」
 そしていつもとは違い、凛々しく通るその声で、高らかに二人は宣言した。
「「 腹痛のため早退します!! 」」
 ダイナミックな早退理由だった。













 突然アリサとの間に割り込むかのように転送してきた剣士は、縁にとって見覚えのある剣士であった。
 名前を聞いてはいないが、確か赤い少女が微かに、シグ、と言っていたのを耳にしている。以前一度だけ、その刃を向けられた事がある。
 そして、向けたそれは、縁の身体を退却際に捕らえた。
 致命傷とはほどほど遠い掠り傷程度ではあったが、久々に一太刀貰った相手をすぐに忘れるほど縁の記憶力は鶏ではない。
(種族は火、カードリッジの種別から古代ベルカ式……ちっ、変わらず生体反応の感じられない魔導師だ)
 心の中で軽く舌打ちをしながら、縁はゆっくりと身体を体勢を立て直し、剣士と真正面から向き合う。
 剣が、まっすぐに縁へ向けられた。
「投降しろ、看視者」
 すり足で後ろに下がりつつ、強い威嚇の色をした声で剣士は縁に対して短く言い放つ。
 縁の腕は、赤く染まっている。
 縁の後ろに、肉塊が転がっている。
 看視者と一緒に確認されていた魔導師が、いない。
 状況証拠は十分だった。
 縁は応えずに、血に染まった方の腕を軽く見る。血以外にも、なにがぶよりとした物が着いている。
 その事に対しては、縁は特に何の感情も湧かなかった。
 ずりっと、剣士はアリサのすぐ傍に足を下げる。
 ばっと、縁は顔を上げた。
『バニングスさ――っ!』
「バニングス、大丈夫か?」
 縁が呼びかけるよりも早く、剣士がアリサへ声を投げかける。
 言葉が、詰まった。
 がたがたと震えながらも、アリサはその真っ青な顔を上げて剣士の後ろ姿に向ける。
 ほっとした表情に、なる。
「し、シグナム、さん」
 エ、と、縁の口から漏れた。
 油断する事なく剣を向けながら、剣士――シグナムはちらっとアリサの方に視線を向ける。
「ここから抜けるぞ、動けるか?」
「は、はい」
 素直に応える。
 縁とは反応が、全然違う。
 怯えて、ない。
 いや、むしろ、アリサはその魔導師と知り合いなのだろうか。そして、魔導師のその格好に特別何のリアクションもないのを見ると、シグナムが魔導師というのを知っていたのだろうか。
 あれ、あれ、あれ。
 それじゃあ、まるで、アリサが、魔導師と、繋がりを、持って――
『バニングスさん……』
「ぃっ!」
 漏れるようにして発してしまった念話が、アリサに届いた。
 そして向けられたのが、拒絶の目。
 恐怖に彩られた、化け物を見る拒絶の、目。
 シグナム越しに見えた、その目の色が縁の胸を突き刺す。突然頭に響いた念話にシグナムが咄嗟に剣を改めて構え直し縁に対するが、そんなものは欠片ほどにも気にならなかった。
 確かに、アリサは錯乱していたのかもしれない。
 それでも、分かる。
 拒絶のそれらは、全部、本物だと。
「貴様――奴ではないっ!?」
 何かを口走るシグナムの声に対してさえ、縁は何も返せなかった。
 広く取られているその複眼の視界が、アリサだけに集中する。アリサのその怯えた表情に。

 がたがたと震え、シグナムのスカート後部分を掴み隠れるアリサに、リアクションなど何も取れるはずがなかった。

 魔導師を、頼って――
 私は、拒絶を――
 言い訳となるフレーズが、何も思い浮かばない。縁には、“魔導師側につく” というアリサの行動が、凄まじくショックだった。愕然としたと言っていい。
 縁の中では、魔導師は絶対的な、敵、だったから。
 だって、だって、魔導師、魔導師は、私のような、のを、作る、奴らで――
 ぐるぐると、頭の中を言葉が飛び交う。だけどどれも自分を納得させる言い訳に昇華できない。現にアリサは魔導師側をとっている。
 ああ、ああ、つまり、何だ。
 自分は、もう。

 完璧に、アリサから、拒絶を、されて。

 あれ、あれ、あれ。あれ。
「看視者、お前は――いや」
 言葉がぐるぐると頭の中を迷走し続ける縁に、その剣を向けながらシグナムは何か言いかけるが、その言葉を止めて即座に足を後ろに2歩分下げ、アリサの隣に並ぶ。
 アリサの視線が、シグナムを追った。
 縁から外れる。
 外された。
 身体が、冷える。
「バニングス、ここを抜けるぞ」
「ぁ、ぁ、は、はい」
 震えながらも答えるアリサに返すように、シグナムは膝を曲げしゃがみ、アリサの身体に左腕を回して抱き上げる。
 シグナムが立ち上がると、ぐっと、アリサの身体が持ちあがる。少女とは言え、人1人抱えながらもシグナムは飄々と立っている。
 ずくんっと身体に鈍い痛みが走り抜け、アリサの口からは短い悲鳴のような声が上がる。
「痛むが我慢してくれ――レヴァンティン!」
 立ち、それでも剣を油断なく縁に向けながら、シグナムは鋭く吠える。
 ガシュン、と持っているその剣から薬莢が跳ね、それと同時にシグナムの足元に3角形を母体としているな幾何学模様の魔法陣が現れる。
 解析。
 転送の魔法。
 複雑な術式にも関わらず、カードリッジを使用した力技の魔力で無理矢理高速処理を押し通して解決した、即効型の転送術式。
 そう理解した途端、混乱した頭のまま縁は地面を蹴っていた。
 アリサへ向けて。
 右腕を “2本”、伸ばして。
 向けた剣が即座に構えられた。そのデバイスたる剣がカードリッジすら使用しつつ転送術式を構築しているため、剣に魔力を載せた攻撃は不可能としても、シグナムの腕であれば握り慣れた剣その物だけでも並の魔導師ならば圧倒できる。
 でも、それは目に入らない。
 入らない。

 ああ、待って、待ってくれ。

 言葉を喋るのには適さないこの口でなければ、それはきっと無意識に口から漏れていただろう。
 待ってくれ、行かないでくれ。
 違うんだ、聞いてくれ。
 私は、私はただ、バニングスさんを助けたかった。泣いている顔を見たくなかった。
 あの男に暴力を振るわねばバニングスさんは助からない。助けられない。だから頑張った。でも、あっちの身体じゃ太刀打ちが出来なかった。
 故に、バニングスさんを助けたいが故に、こっちの身体を、晒した。
 こんな身体なんて見せたくなかった。ずっとずっと隠していたかった。黙っていたかった。でもこの身体とこの力じゃなきゃあの男を止められないなら、バニングスさんを助けられないなら、晒すしかなかった。
 怖かった。
 でも、バニングスさんなら、きっと、きっと、私の事を、分かって、くれるだろうって。そんな淡い期待と希望があって。
 頑張った。
 魔導師を、倒した。
 バニングスさんを傷つけ、泣かせる奴は、もう、いなくなった。
 これを機に私を好きになってほしい、なんて贅沢は言わない。仲直りをしてほしい、というのもまだ贅沢か。
 ただ、ただ、バニングスさんを助けた、これを切欠にして、少しだけでもいいからバニングスさんに近寄りたかった。いや、ゆっくりと話せる時間を設けられるだけでもいい。
 また、友達だ、と胸を張って言える、そんな関係に戻る第一歩にしたかった。
 打算的だと呆れられるかもしれない。卑怯な手だと軽蔑されるかもしれない。
 でも、でも、でも、でも。
 違う、違うんだバニングスさん。私は決して、バニングスさんを怖がらせるつもりなんかなかった。バニングスさんを泣かせるつもりなんかなかった。
 拒絶されたく、なかった。
 この身体はやっぱり気持ち悪いのか。そうだ、そうに決まってる、私だってこっちの身体は醜くて気持ち悪くて大嫌いだ。こんな私の身体を見せてしまってごめん。怖がらせてごめん。二度とバニングスさんの前では晒さない。約束したっていい。
 それとも殺し合いなんてものを目の前で見せたのが駄目なのか。殺したのはやり過ぎたのかもしれない。魔導師相手だからだと加減が出来なかったのも認める。恋慈のように上手い説得を行えないのは、全部全部、私が悪い。二度と見せない。約束したっていい。
 でも、聞いてくれ、行かないでくれ、待ってくれ。
 私はやっぱり、バニングスさんが好きだ。大好きだ。
 馬鹿な私に、一つ一つ、苦笑しても丁寧に、色々な事を教えてくれた。お茶の淹れ方も教えてくれた。買い物の仕方も教えてくれた。ご飯が美味しいと、みんなで食べると美味しいと教えてくれた。
 嘘でも何でも、私が生を受けて初めて友達になってくれたんだ。
 嫌われていても、やっぱり好きだ。好きなんだ。
 また友達になりたい。いや、私なんかと友達になっても迷惑だろうけど、やっぱり、やっぱり、友達になりたい。
 好きだから。
 好きだから、好きだから、大好きだから。
 好きで好きで、どうしようもなくバニングスさんが好きで、もう好きって言葉じゃ言い表せないくらいに好きなのに、やっぱり出てくる言葉は “好き” しかなくて。
 初めての友達、大好きな友達。
 いやもう、嫌いでいてくれていい。私なんかを好きになってほしいなんて贅沢は言わない。
 嫌いでもいいから、バニングスさんの中に、私をいさせてほしい。
 嫌いだっていう目でもいいから、バニングスさんの目が見たい。
 嫌いだと罵ってでもいいから、バニングスさんの元気な声が聞きたい。
 何でもいい、嫌いでもいい、何であれ私はバニングスさんが好き。
 だから頑張った。
 バニングスさんを助けた。
 でも違う。
 これは違う。
 拒絶は、嫌だ。
 私じゃない何を、拒絶しないでくれ。
 私ごと拒絶しないでくれ。
 私は、私は、化け物じゃ、ない。
 他の誰に言われてもかまわない。何とも思わない、と言うのは嘘八百だけど、でも、それでも、バニングスさんの口からは、聞きたくなかった。
 化け物じゃないよ。
 海鳴 縁だよ。
 バニングスさん、私は化け物じゃ、ああ、ああ、聞いてくれ、待ってくれ。
 私は、ただ、バニングスさんを―――――









 右脇に焼けるような感覚と衝撃。その威力により、縁の身体が数m吹っ飛ばされた。









 どちゃんっ、べちゃ、べちゃ、とその粘液に護られた縁の身体が、奇妙な音と共に地面に転がった。
 剣による一閃が、見事なほどに完璧に、縁の身体を捕らえたのだ。
 あまりに会心の一撃故に、逆にシグナムが驚いた顔をしている。避けられるものだと踏んでいたからだ。
 幸いと言うべきか、硬いその皮膚と、斬るよりも叩きつけるように振るった一撃のおかげで大怪我はない。
 ない、のだが、縁は起き上がれなかった。
 起き上がる気力が、出て来ない。湧かない。
 顔を、ゆっくり上げた。

 青い顔で、真っ赤な血を流し、アリサは縁を見ていた。

 化け物を見る、怯えた目で。

 拒絶に彩られた、怯えた目で。

「ア、アアア――バ、バァニ―――――ニ、グググ、ング――」
 言葉を、口にしないと。
 念話なんて、頭の片隅にもなかった。
 ただ、伝えないと、という気持ちだけが先行する。
 でも、縁の口は、言葉を喋るには適さない口で。

 アリサが一層震え上がった。

 顔を背けた。

 見たくない。

 気持ち悪い。

 言葉にしなくても、読み取れた。

「――――――――」
 上げた顔が、地面に落ちる。
 先行する気持ちが、失速した。
 そうか、もう、手遅れ、なのか。
 ぽつっと、縁の頭の中でそんな言葉が浮かんだ。
 そうか、そうか、そうか。

 ――バニングスさんも、私を、そんな目で見るのか

 絶望に似た、黒い感情。
 ゆっくりとだが、それは縁の身体から力を奪っていた。
 化け物は結局、化け物でしかないのか。
 そういう、事か。
「……バニングス、今は撤退を最優先する。抜けるぞ」
 振り抜いた剣を再び構え直すと、足元に展開されているベルカ式の魔法陣が一層輝いた。術式の構築がすでに完了している合図でもある。
 ああ、アリサが連れて行かれる。
 それなのに、身体が動かない。
 動かせたとしてもどうする。化け物の言葉なんか、アリサが聞いてくれるとはもう、縁には思えなかった。
 終わった。
 海鳴 縁という “人間” はもう、終わった。
 海鳴 縁はもう、アリサにとってただの “化け物” でしかない。
 なんて、無様。
 縁の心の中に、軽い失笑が浮かぶ。
「……」
 動かぬ縁に不審の目を向けつつ、シグナムは愛剣を振るい、自らの魔力を完成した術式に流し込む。
 一先ずは、撤退する。
 捕獲にはその後でも十分に向かえるかもしれないな。
 そう思い、転送を試みて




 世界の色が、急激に変わった。




 エラー、エラー、エラー。
 頭の中に叩きつけるかのように鋭く、緊急コールが3連呼。
「ぐっ……結界か!?」
 突然転送を無理矢理キャンセルさせられたことにより、逆流した魔力でシグナムは軽い頭痛を覚えながらも、起こったことを一瞬で把握する。
 結界だ。
 正確には逆結界。シグナムの知るところの封鎖領域 『Gefängnis der Magie』 に近い臭いがした。
 空間の相位をずらし切り取ったことにより、転送魔法の空間数値が大幅に変わり、転送が失敗したのだ。
 縁はやっていない。そんな動作も見せていない。それはずっと警戒していたシグナムにはすぐに分かった。
 となれば、結界を張ったのは別の

 愛剣を横薙ぎに振るう。

 ギッ!!
「きゃぁっ!」
 鋭い金属音と共に、愛剣の切っ先が何かを捉え、問答無用に切り払った。思わずアリサの悲鳴が上がる。
 重い一撃。
 しかし、魔力による一撃ではない。物理的、質量的な一撃。
「ちっ、簡単に1インチ超の弾を切り払ってんじゃねぇよ!!」
 右上前方より男の声。シグナムにとって聞き覚えのある声であった。
 咄嗟にシグナムは抱え上げたアリサを後に庇うように隠し、即座に愛剣のカードリッジをロードする。
「装甲障壁!」
(( Panzerschild! ))
 吼える愛剣のその一斉と共に、紫をした半透明のバリアが生成される。
 同時に、壁向こうより一人の影が躍り出た。
 右手には不自然な形をしたハンドガン、カンプピストルと、そして今向けられているのは左手に握られたのはファブリックナショナルのTPSショットガン。
 その影は迷う事なくTPSの引き金を引く。
 ガァンッ! という強烈な爆発音と同時に、ショットガンならではの銃弾の雨がシグナムを襲った。かなりの銃弾、間違いなくバードショットだ。
 集弾率がかなり良く、展開したバリアに弾丸が全て直撃するも、強固な装甲障壁の前にその全てが防がれて地面に転がる。
 カラン、カラン、と弾が落ちる。
 じゃっ、とその影が、まるで縁を庇うかのように縁の目の前に降り立った。
 青いジーンズに、男が着るにはとてもじゃないが恥ずかしい真ピンクをしたTシャツには 「おさむらい」 と平仮名の毛筆体で書かれている。それを平然と着こなすのはガタイの良い日焼けをした男。
「海鳴 恋慈……」
「大丈夫か縁、お兄ちゃん来ちゃったぞー」
 展開したバリアを解き、それでも警戒しながらその名を呼んだシグナムをさらっと無視して、恋慈は軽い口調で縁に向けて言葉を投げかけた。
 ただし、その視線は鋭くシグナムを捉えている。
 装弾数が1発しかないカンプピストルを投げ捨て、TPSショットガンを構え、鋭い刃物を首筋に当てるかのような殺気をシグナムへ集中して向けて。
『……れん、じ』
 答える縁の声は、覇気も何もない。
 以前、ずぶ濡れで帰ってきたあの時と同じくらい、蚊の鳴くような小さな念話で。
 ちっ、と恋慈は隠す事なく盛大に舌打ちをした。
「んだテメェ、縁に何しやがった!」
「尋問なぞ後にしろ糞戯け」
 声を荒げてTPSショットガンのポンプをスライドさせる恋慈の後から、今度は綺麗な色をした女の声がした。
 ぞくっと、シグナムの背中に鳥肌が立つ。
 戦慄した。そう言ってもいい。
「昨日ぶりだな、烈火の将……いや、火遊びの馬鹿侍」
 反射的に、銃を持ち直接的な脅威である恋慈よりも、その声の方向へとシグナムは愛剣を向けていた。
 鼻で笑うかのような声。どこまでも聞こえそうな、恐ろしく通りの良い声。
 じゃ、じゃ、と軽い足音。
 冷や汗が噴く。
 恋慈からの殺気を向けられているからではない。確かに恋慈のさっきは凄まじい殺気ではあるが、それ以上にシグナムの本能はその女の声の主を警戒した。

 そう、恋慈の襲撃があったとしても、目の前から歩いてきたはずのその女の接近を、声を聞くまでまるで気がつかなかったのだ。

 前から堂々と歩いてきたはずだ。
 この3方壁に囲まれ一本道のところを。
「いや、馬鹿はこの肉片か」
 歩いてきたその女性は、もはや人とも知れない地面に転がるその肉塊をスニーカーでげしりと蹴り飛ばして壁に叩きつけた。べちゅ、と嫌な音が響く。
 和服。胴衣とは少し違う。
 確か正月の時に、主に連れられ初詣に向かった先の神社で、あんな服を見た気がする。
 巫女装束と言ったか。
 ただ、違うのはその色。鮮やかな青に染め上げられている。
「このまま和解が出来たやもしれんのにな」
 縁の横、恋慈の斜め後に立ち、女性は足を止めた。
 恋慈に負けず劣らずの身長、すらりとした身体。
 その腰まで伸びる淡い栗色をした髪は軽く束ねられている。
 女性はその細い切れ目を、まっすぐシグナムに向けた。
 ぞっとした。
 目を見たシグナムの、素直な感想だった。
 人形のように整った顔に、その冷たい雰囲気。そして目。
 底が、まるで見えない。
「しかし決裂は決裂だ、馬鹿侍」
 ちっ、と三度目の舌打ちを恋慈がすると、その後頭部を迷いなく女性はしばく。
 奇妙な悲鳴と共に恋慈の身体がその場で真面目に1回転近く回り、後頭部を殴られたのに仰向けに地面へとその身体が落ちた。
「痛ぇな!」
「殴り易かった」
「馬鹿かー!!」
「ああ馬鹿だ」
 よほど痛かったのか、TPSショットガンを手放してまで殴られた後頭部を押さえ、抗議の声を上げる恋慈に彼女は軽く答える。
 彼女、そう。
 最後の役者。
 アステマ・コロンゾン・リ・ヴァルヴェールローランド。


「貴様以上の馬鹿3人、上げる復讐の狼煙はそうだな、馬鹿侍、貴様の身体で上げてやろう」




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 もしもシグナムが出てこなければ。
 もしも恋慈が割り込んで来なければ。
 きっと物語りはもうちょっと、本当にちょっとだけ、希望の残る話になったのかもしれない。でも出てきちゃったものは出てきたっちゃし、割り込んで来ちゃったのは割り込んで来ちゃった。
 こんにちは、こんばんは、朝っぱらから読むには不適切極まりないと知りながらおはようございます、あなたの鬱のすぐ傍に、白衣の大天使・クロガネです。

 アリサと縁、決裂しました。書いていてもうね、クロガネが先に死にそうだよハハハハハハハ(やけくそ)。
 縁のバックグランドとなる生い立ちはこれから徐々に書きますが、書きますが、書きたくねぇ、というジレンマ。辛ぇ。
 あ、ちなみに変態魔導師は退場です。あっさり。彼の設定もきっちり作ってますが、書く事はないでしょう。
 これからウチの主人公は鬱を通り越してしばらく再起不能です。
 主人公はね、逆境苦悩再起不能を乗り越えてこそ主人公、がクロガネのポリシーです。
 
 次号。
 ベルカの騎士 VS 反則の塊
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14件のコメント

[C437]

毎回楽しく(?)読ませてもらってます。……まぁ、最近のは読んだあとorz←こんな感じになりますが…………縁、強く生きろ。

  • 2009-03-27
  • 投稿者 : 光速ベスパ
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[C438] てらちーとぷれいやー、参上

100億か~、すごいな~・・・
あれだね、きっとリューネルートのネオグランゾンクラスだね。
母艦が防御しても即死するような。

縁ちゃんはこれから谷越えをしなければならないわけですが・・・
頑張れ、超頑張れ。おじさんそれしか言えません!
また可愛い縁ちゃんの見れる日を楽しみにしつつ・・・

  • 2009-03-27
  • 投稿者 : ぎるばと?
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[C439] 無くしてから気づく大切なもの

縁の真実、管理局が縁を化け物にした真実をアリサが知った時どういう行動をとるのやら……

なのはやフェイト達との関係にも影響しそうだ

むしろバラして証拠もあげてなのはやフェイト達が信じる価値観をぶち壊して欲しい


個人的に

縁フルボッコ

アリサがかばう

縁、最終形態に進化

闇の書の闇以上の大決戦

とかあったら劇場版だと納得します
  • 2009-03-27
  • 投稿者 : ルファイト
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[C440] コメントありがとうございまー

○光速ベスパ さん
 うん、楽しく、はないですね。むしろ真逆を突き進む。
 クロガネは書いている最中 orz ←こんな感じです。

○ ぎるばと?さん
 まず縁が可愛いかというそこから議論が(ry
 縁のチートっぷりは主人公に置き換えれば間違いなく最強物になりますが、ところがどっこい縁は――
 リューネルートのネオグランゾンは悪夢です。

○ルファイトさん
 うん、それは完璧劇場版ですね。ブレイドや響鬼の劇場版並に。
 管理局は別に正義でもなければ悪でもなく、ただの組織。それ以上でもそれ以下でもない、人が集まった組織。クロガネはどちらかと言えばそう捉えます。
 喪失感の大きさは、それだけ大切なものの大きさだそうです。
  • 2009-03-27
  • 投稿者 : クロガネ
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[C441] ・・・・・や、やめて

私の心が再起不能です。
もう、この小説はトラウマになってます。
  • 2009-03-27
  • 投稿者 : りんご
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[C442] 驚愕のネタばれ

○りんごさん
 しかし、物語的にはようやくジャブが終わったに過ぎないのですよ。
 甘い話が書きたーい。
  • 2009-03-28
  • 投稿者 : クロガネ
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[C443] とりあえず・・・

アリサ、死んどけや・・・・・・!!
今までの乱行は贔屓目に見てまだ大目に見てやっても良かったが、今回のは流石に我慢ならん。
その顔を前歯が全部折れるまでフルボッコにしてやりたい。
立ち直る?主役だからといって、こんな事をしておいて立ち直る資格があるとでも思っているのか!!!!・・・・・・と、言ってやりたいが、許せないし、我慢もならないが・・・・・・、それでもアリサには同情の余地はあると思う。
誰を恨むわけにもいかない家柄、小学生という未成熟な精神、運の悪さも手伝って周囲を取り巻く激しい展開、そして今回の精神的ショック。
そりゃあ「仕方が無い」の一言で割り切れるものでもないし「自業自得」な部分も多いが、情状酌量の余地くらいあるのは認めざるを得ない。
だからさアリサ、死んだりするなよ。
この許されない罪を背負い、取り返しの付かない現実を見据えて、苦しみながら生きていけ!!
お前は「死」なんかじゃ許されないことをしてしまったんだからな。
アリサはその辛い生き方をしなければならないし、それが出来る人間だと信じてる。
そんで、これ以上罪を重ねるな。落ち着いたらそこは今まで以上の地獄だ。
地獄の中でお前に出来ることを考えろ!!
私なんかに言われるまでも無いだろうがな・・・
私からアリサに言いたいことはこれくらいです。

フォンは・・・よく頑張ったよ。
狙った相手が悪かったというか、お前もアリサの撒いた種の犠牲者だ。
出来れば、安らかに眠れ・・・ないだろうな~(汗

最後に一言。
恋慈は相変わらずいい男です。
  • 2009-03-29
  • 投稿者 : ノヴェール
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[C444] 駄菓子菓子

○ノヴェールさん
 今回アリサが縁に対する反応だけを見るならば、実ははやての方がずっと酷い反応だったり。縁とは知らんと言え。
 変態魔導師は御退場。弁解の余地はどこにも挟む隙間もありません。さよなら、変態。
 クロガネも一言。
 恋慈はいい男なのか?
  • 2009-03-29
  • 投稿者 : クロガネ
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[C445]

えにしぃぃ~(>_<。)
あああ、予想出来たとはいえめっさ辛い展開に……!
いや、アリサの気持ちもわかります。
目の前で好きな子がでかいゴキブリ以上に気持ち悪い化け物になって、人を惨殺したら、そりゃ同一人物なんて認めたくないでしょうし。
恐怖するのも、人間として仕方のないことです。
だけどアリサは賢いし、今は混乱していてもそれが落ち着いたらどうなるんでしょうね。
状況を冷静に見詰め直すことが出来るようになれば、すぐに気付くはずですし。
自分を守るために傷ついて、人に見せたくないはずの姿を曝してくれた想い人を拒絶してしまった、という事実に。
次回も楽しみにしてますねっ!
それでは~(^O^)/
  • 2009-03-29
  • 投稿者 : 足長ペンギン
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[C446] 物語は最悪の展開へ

あ~やっぱこうなりましたか、変身後の縁の姿が醜悪だったのも原因でしょうな。せめて仮面ライダーの怪人とか、ガイバーのゾアノイド位だったらまだマシだったかもしれんが。

こういうシーンで相手の正体を受け入れられず「来ないで化け物」とかいってしまった場合、双方に多大な精神的ダメージを負ってしまうもの。もう縁もアリサも「彗星はバァーと輝るもんね」とか言い出しても可笑しくないぞ。

しかしこの状況、得をしそうな人物が一人いる。すずか!アリサを手に入れる最高の機会だ(あおってみる)。
  • 2009-03-29
  • 投稿者 : ミヅキ
  • URL
  • 編集

[C447] コメントありがとうございまー

○足長ペンギンさん
 二律背反な想いと行動。クロガネ的うふふな展開です。Sじゃないけど。
 今回の状況は縁にとっては得なんて何一つとしてないのです。それでも来たのに、アリサには。
 たぶん次回も楽しみにしても読んで楽しくならない回になるかと思いま……うん。

○ミヅキさん
 特に昭和の仮面ライダーの怪人みたいにコミカルな格好ならよかったかもしれませんが。
 しかし、カミーユもジェリドに手を上げなければあんなエンディングを迎えずに済んだはずなんですが、ガンダム乗らなかったはずだろうし。
 すずか自重しろ(笑
  • 2009-03-30
  • 投稿者 : クロガネ
  • URL
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[C453] 鬱が、鬱がきたよ・・・

7thDRAGONにうつつを抜かされていた間に新作が来ていたとは・・・
めっきり更新がなかったんで虚を突かれました。

相変わらず縁とアリサ嬢にかける言葉が見つかりません。
頑張れ、超頑張れとしか言えないじゃないかぁ。

シグナムがもうちょっと遅めに来てくれたら、一方的ながらも会話が出来たんだろうけどなぁ。
砂糖・・・砂糖が足りない・・・

  • 2009-04-13
  • 投稿者 : TFJ,
  • URL
  • 編集

[C556]

これ以上関係は悪化しないよなー
あとはどうやって修復されるかが楽しみだなー
同性愛ってのを考慮しても初だなー
とか思っていた結果がこれだよっ!
更に悪く成っているじゃないか!

>本当にちょっとだけ、希望の残る話になったのかもしれない
つまり今後の展開は全く希望が無いと言う事ですね
わかります
  • 2009-12-14
  • 投稿者 :
  • URL
  • 編集

[C564] コメントありがとうございまー

 落ちる堕ちる。落ちるだけ堕ちた人の方が輝くのだとクロガネは思うのですよ。
 今後の展開に希望……?
  • 2009-12-17
  • 投稿者 : クロガネ
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Appendix

うぇぶ拍手

拍手になります。コメントもどうぞ。

4/6更新 リリカルなのは、短編と呼ぶべきかネタと呼ぶべきか考えた結果これはクロガネ式妄想劇と呼ぶべきなんじゃないのかなぁという曖昧な結論に落ち着きました、みたいなお礼ありです。

魔法の使えない魔法使いの魔法

注意事項!

プロローグ

第1章 『海鳴 縁という少女』
       
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第2章 『悩み』
         
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第3章 『誰が為の剣』
           
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第4章 『教授』
           
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第5章 『恋ですか?』
           
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第6章 『切実な事情、迂闊な発言』
           
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第7章 『縁と看視者』
           
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第8章 『その言葉、届かない』
           
基礎情報 第8章終了時点
第9章 『失意』
               
基礎情報 第9章終了時点
第10章 『挫けぬ雷刃』
           
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第11章 『届け、星の光!』
             
基礎情報 第11章終了時点
第12章 『祝福される騎士と風』
 
第13章 『アリサ・バニングスという少女』
第14章 『そして、日常』


本筋関係ないパラレル短編
           

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クロガネ

Author:クロガネ
 鉄と書いてクロガネ。文系の皮を被った理数系。人種差別主義。有神無宗派論者。白衣の天使。瞑想で一日潰したことがある。萌えにも燃えにも反応する。二次元より三次元の方が楽しいと思う。宇宙人未来人超能力者魔法使い等特殊な人間じゃなくて本当に良かったと思っている。変な人といわれる。仲間と言うのはチャレンジャーな人、友人と言うのは変わった人、知人と言うのは普通な人。
 これがクロガネ。
 とりあえずメールはこちら↓
kurogane951@yahoo.co.jp

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