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-件のコメント

[C198] 一番、だといいな。

一番でしょうか? たぶんそうだと嬉しい。

初めまして、ここに書き込むのは始めての小山の少将といいます。毎度楽しく読ませて頂いています。
はやての扱いが悪くてもなんのその。アリサを愛でるのに、最近はまり始めてしまいました。これが新しい世界に目覚めたというものなんでしょうか。

さて、何やらスゴイ終わり方になっていますね。続きが楽しみです。頑張ってください。では。

……というか、この縁ほんもの?
  • 2008-05-24
  • 投稿者 : 小山の少将
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[C199] nice boat

んー、最後のについては予想がつかないこともないのでスルー。

それよりもこのまま行けば屋上ではやてに「中に誰もいませんよ」の後でnice boatの予感。

そういえば、章の数でみたらまだ半分行ってないんですね。最後まで病んでるクロガネさんをみたいものです。
  • 2008-05-24
  • 投稿者 : オサフネ
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[C200] コメントありがとうございまーす

 多分皆さんの予想は外れないんじゃないかなぁ、と。いえ、何がとは言いませんが。

〇小山の少将さん
 お初です、白衣の天使クロガネです (関係ない)。
 はやての扱い……悪くないですよー? あれですね、愛ゆえに。
 終わりはあれですね、次回に続きます。

〇オサフネさん
 とりあえずね、あんな展開にはならないですよ。て言うか、誰の腹を誰が裂いたのかが非常に気になる。
 章では半分行ってませんが、実はプロットでは今回で丁度半分を切り返したことになるんです。つまり後半は短いと。
 ……病んでないよぅ。
  • 2008-05-24
  • 投稿者 : クロガネ
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[C201]

ははははは  今回は出遅れた。

もう悶えるね アリサには・・・・・・マジ悶えましたよ。

うーん クロノにはやはり なのは か はやて だよなぁ。  エイミィ?  誰それ? みんな夢でも見てるんじゃないのかい そんな人は知りませんよ わたしゃ えーーー知りませんとも





うーん 前から気になってたんだけど、白衣の天使(外科)とかの命の現場の前線に立っている人とかって、文や話の構成や話の雰囲気が似かよるものなんだろうか。昔 同じように命の現場に立ってた人が書いたオリジナル小説に感じが似てるんですよね。  どちらの作品も面白くて好きですがね。
  • 2008-05-24
  • 投稿者 : おにがみ
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[C202] 次回は15禁?

うむ、嫉妬マスクが飛んできそうな状況になってきましたね。アリサの独占欲、逃亡中の犯罪者、おとり捜査官はやて、ザ・夜這いと急展開でした。

いくら他に適任が居ないからって、子どもにこういうことさせる組織ってどうなんでしょう? ぶっちゃけ、とらハを見返してからアニメ版を見ると、高町家の皆さんはなのはの入局には断固反対してそうなんですけどね。実は仕事の事は家族には全く話してないとかだったりして。

さて最後の縁は本物か?
  • 2008-05-24
  • 投稿者 : ミヅキ
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[C203] むしろ18禁ばっちこい

アリサちゃん、痛い、痛いです。
なにやらプレゼントが独り言してますが、気づいてくれなくて涙目。
がんばれアリサちゃん、負けるなアリサちゃん。

最後のは・・・・うむ、よいね♪
とりあえず最悪の状況じゃないことを祈る。

最近更新が早くてうれしい限り。
頑張ってね~♪
  • 2008-05-25
  • 投稿者 : ぎるばと?
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[C204] コメントありがとうございまー

〇おにがみさん
 今回のアリサは……ねぇ? かなりキてますから。
 クロガネとしては原作で特定カップリングして欲しくなかったんですけどね、想像の余地が狭くなるので。まあ、あっちの “原作” はクロなの以外は当てはめられませんが。
 命の現場云々というより、癖みたいな物ですから。まあ、人より色んな人や現場を見ていますけど……崖っぷちな状況ばかりですが。

〇ミヅキさん
 健全サイトですから (断言)。
 緩い展開から急展開、緩急――ついてないですねぇ。
 もとよりミッドは就職年齢が低いという話ですからね、こちらの20歳の扱いが向こうじゃ10歳で。この作品でははやては11歳、管理局じゃそれを求められるのでしょう……という事は、ミッドじゃなのは嬢達は普通に酒を飲めるのだろうか。

〇ぎるばと?
 18禁? ああ、18金ですね、わかります。
 アリサ、痛い子。むしろこの場合、負けるなプレゼント。
 最悪な状況? 大丈夫、クロガネはハッピーエンド推奨派ですから、ええ。
  • 2008-05-25
  • 投稿者 : クロガネ
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[C205] あおった!

つまりは出遅れたという事。迫る日本ダービー。

いえいえ、やっぱりアリサ病み気味にみえゆ。大丈夫でしょうか。貞操とか色々。

そしてひっそりとサポートするデバイスちゃんが健気。
まあラストでのよばーいは、たぶん違うんでないかと思ったり、どこぞの黒猫夢魔のようにサービスしてるのかと思ったりしてますが……とりあえず次回は全裸待機の方がいいでしょうか。気温もあったかくなっていますし。

では、次回楽しみにさせていただきます。

ハッピーエンド推奨派というお言葉を信じてますからっ。
  • 2008-05-29
  • 投稿者 : 春都
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[C206] コメントありがとうござうまー

〇春都さん
 馬の数え方は一着二着。
 病んでない、アリサ病んでない。この程度は病んでる内に入らないとクロガネは言い訳をします。
 とりあえず
 全裸待機はやめて♪

>ハッピーエンド推奨派というお言葉を信じてますからっ。
 ええ、クロガネはハッピーエンド “推奨” 派ですから…… 
  • 2008-05-29
  • 投稿者 : クロガネ
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[C344]

逝かれてる→いかれてる
  • 2008-10-30
  • 投稿者 : A
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魔法の使えない魔法使いの魔法 32

 前々から自分は怒りっぽい性格であるというのはアリサは自分自身で把握していた。だが、怒る時は決して理不尽には怒らないようにしているし、勘違いだった場合はちゃんと謝るという風に筋は通してきたつもりである。
 しかし最近、自分は輪をかけて怒りっぽくなってしまったと思う。
 しかも明かに理不尽な怒り方で。
 そして謝ってない。
 最悪だ。駄目な子だ。ただの不良じゃないか。
 放課後の掃除時間中、雑巾を握りしめながら教室の片隅でアリサは自己嫌悪に陥っていた。
 ここ数日、縁に対して酷い事ばかり言っているような気がする。
 いや、絶対に言ってる。
「笠木、黒板に雑巾かけて。藤と石川は机戻して。柴田はそろそろゴミ集めて」
 窓を拭きつつ指示を飛ばし、そして溜息を1つ。憂鬱だ。
 あれから数日、時はゆっくりと流れていき、そしてアリサの神経を確実に擦り減らしていっていた。
 縁は随分と行動的になっていた。そして、それに加えて常識も弁えるようになっていた。もっとも、未だに人助け動物助けは続いている。きっと性分なのだろう、あれは絶対死ぬまで変わらないと思われる。
 クラスにもかなり溶け込んできている。この前なんて宿題を忘れて泣きそうになっていたクラスメートにノートを自分から貸していた。
 受動的ではなく、能動的な行動だ。その時アリサは舌打ちを静かにしてから、偉いわね、と縁の髪を撫でて我慢した。撫でられるのが好きなのか、ちょっとだけ頬を赤くしながらはにかむような笑みを浮かべる縁のその表情とは裏腹に、アリサの内心は嫉妬だか独占欲だか黒く汚い感情が混じりあい、非常にドロドロしていた。
 縁が新しい友達を作る。
 縁がクラスに溶け込む。
 悪い事なんて何もない。それはとても良い事だ。
 悪いのは、自分ひとりな訳で。
 縁とお喋りをする時間が少なくなっていく。縁と遊ぶ時間が少なくなっていく。縁と触れ合う時間が少なくなっていく。
 まるで、縁が自分から離れていくような、そんな気分。
 好きな人が、離れていく。
 好きな人が、自分を見てくれない。
 それはとても、辛かった。
 辛いが、仕方ない事である。
 だって、好きになってはいけないのだ。縁は女の子で、友達で。好きになってはいけないのだ。
 だから、離れて行こうが、自分を見なかろうが、何も言えない。離れるなとも、私を見てとも、言えるはずがない。縁を好きになった、自分が全部悪いのだ。縁の負担になるような我侭を、言いたくなんかない。
 胃の辺りが、ちくちくする。
 昨日くらいからずっと痛い。ストレスだろうか。痛みのせいで昨日はあまり寝れなかった。
 痛む胃の辺りを押さえながら、アリサは窓を拭き終わり、それから何気なくふと下を見る。
 縁がいた。
 他の子達と一緒に。
「じゃあゴミ捨て行ってくるね」
「うん、頼んだ。私は道具を片付けておく」
「いいよ縁ちゃん。縁ちゃんが一番掃除してたんだし、私が片付けとくよ」
「そうか? ん、ならば一緒に行こう」
「えー、そんなに遠慮しなくてもー」
「いや、道具入れなどすぐそこだ。それに私が手持ち無沙汰になってしまう」
 3人の、クラスメート。
 その場にいる、縁。
 少しだけ嬉しそうに、笑顔を浮かべて、少しだけ楽しそうに、喋っていた。
「―――っ」
 反射的に、窓の枠柱を殴っていた。思いっきり、グーで。
 がすんっ、なんて豪快な音が響く。
 その音に驚いたように、教室を掃除していた班の全員がこちらを向いたのが分かったが、取り繕う気はまるで起きない。ああ、殴ったよ。
 その笑顔を、他の人に向けないで。
 その言葉を、他の人にかけないで。
 黒い感情が。
 汚い感情が。
 醜い感情が。
 ぐるぐると、胸の中で渦巻いている。
 これが恋か。
 こんな辛いのが、恋か。
 こんな汚いのが、恋か。
 だったら、恋なんか、したくなかった。










「艦長、何か手伝いましょうか?」
 アースラのブリッジ、艦長席で資料を見ながら報告書のような物をまとめていたクロノは、かけられたその声に顔を上げる。
 シャワーを浴びてきたのか、ちょっとさっぱりしているガンザであった。そう言えばトレーニングをしてくると言っていた、それが終わったんだろう。
「いや、ちょっと事件をまとめていてね。ガンザも自分の仕事を優先してくれ」
「……自分の仕事っつぃましても」
 かけた言葉にガンザは目線を逸らしながら歯切れの悪い言葉を漏らす。
 逸らし向けられた視線の先は、小綺麗なサブオペレートデスク、ガンザの席だ。戦闘などの前線魔導師ではあるが、デスクワークも人並み以上にこなす点から、常時はエイミィなどのサポートに回るよう手配されている。もちろん、あくまで主は前線魔導師であるから、自主訓練などの空いた時間のみだが。
 しかし、その席は小綺麗。
 仕事がないと言わんばかりである。
 事実、ないのだ、仕事が。
「看視者の目撃、0っすからね」
「そうだな、0だな」
 弱ったなと言うように呟くガンザのそれに、溜息混じりでクロノが肯く。
 そう、ここ数日、毎日のようにあった看視者の目撃や発見が、ぴたりと止んでしまったのだ。それと同時に、ドールタイプの襲撃事件も急に少なくなった。日に1度、あるかないか、そんなレベルだ。
 その洞察力を買われ、ガンザは看視者やドールタイプの目撃例や戦闘データなどを分析するのが主なデスクワークであったのだが、看視者は現れないドールタイプは活動がめっきり少なくなるのでは、ガンザの仕事は訓練しかなくなる。いや、平和が何より一番なのは良いのだが、問題を横に置いた平和は推奨されはしない。
「事件まとめてるって、艦長は事件の整理してるんっすか?」
「ああ。この事件は、前に海鳴 恋慈からタレ込みされた2つの件を踏まえて考えた方が良いと思ってね」
「人造兵器開発計画と、アポトーシスのあれっすか?」
 ああ、とクロノは小さく肯く。
 ちょっとだけ、ガンザが納得できないと言う顔をした。
 その気持ちは分からないでもない。あれが信頼できるかどうかと聞かれたら、クロノだって信頼はできないとしか返しようがない情報ソースだ。
 しかし、それでも何故か調べている。
 勘だ。
 そんなものに頼るのは良くないのだが、それでもクロノはその直感の命ずるままに、その件を調べていた。
 勘である。
 ただの勘だ。
 だが、その勘が告げる。それは重要な事なんだと。
 ヴァルヴェールと、その名前を見た瞬間から、勘はずっとそう告げている。
「まあ、それに今のところ手掛かりが少な過ぎてね、何でも調べてみる必要がある」
「そりゃそうっすけどね」
 諭す、と言うには身も蓋もない言い方だが、クロノは苦笑しながらガンザを諭す。
 元々少ない看視者やドールタイプの情報。今はやはり少しでも情報が欲しいというのは本音だ。
 いや、それ以前に――
「あの、その海鳴 恋慈はどうするんっすか?」
 その質問に、クロノは良い事を聞いたな、という顔をした。
 もしかしたら地雷を踏んだんだろうか。
「どう、とは?」
「どう考えても、何らかでドールタイプや看視者と繋がってる人物っすよ。フェイトさんが言ってたように、彼が看視者だって可能性だって十分ありますし、そこからもっと重点的に調べるべきじゃないっすか?」
「そうだな、もっともだ」
 うんうん、とガンザの意見にクロノは肯く。
「だが、管理局では打つ手がないのが現状だ」
 しかし、クロノはすぐに一言で切り捨てた。それはもう、ばっさりと。
 そうっすけど、とガンザは言うが、すぐに言い淀んでしまった辺り、事情は知っているようだ。
 というか、ガンザは直接聞かされたのだ、恋慈自身から。
 日本に住んで、国籍も保持している限り、管理局は恋慈を調べる事ができないのだ、と。取り調べるならば、きちんとした証拠を掴むか、それとも他の世界に転移したのを捕らえるかするしかない。そうでない以上、打つ手がないのだ。あの程度の発言など、証拠にはならない。
「目の前に証拠があるのに、悔しいっすね」
「だが、管理局としてでなければ、打つ手はある」
 呟いたガンザに、ぽつっとクロノは漏らす。
「へ?」
「海鳴 恋慈の家族構成で分っているのは、彼と同じく魔導師である保護者と、反対に非魔導師である妹――付け入るならば、その妹の方だ」
 画面を操作してから、クロノはモニターに2人の写真を映し出す。
 冷たい表情をした長髪の美女と、吊り目で睨んでいるかのような少女。美女の方が保護者で、少女の方が妹だろうか。保護者の方は母親にしては明かに若すぎる。
「アステマと名乗る女性と、海鳴 縁という少女――妹はこっちだ」
 そう指差すのは吊り目の少女。
「ああ……似てないっすね」
 一度しか顔を合わせてはいないが、恋慈とこの縁という少女はあまりに似てない。素直な感想を漏らすガンザに、クロノは血が繋がってないからな、と一言だけ説明を添えた。
 非血縁者か。
 へぇ、とガンザは納得したように呟いた。
 じゃあ、アステマという女性も両者に似てないから血は繋がってないのだろう。
「この妹は、聖祥大付属の小学校に通っている」
「んと……あっ、教官――高町教導官の通われている学校っすね!」
「そうだ。あの鬼の教導官はそこで勉学に励んでいる」
 ちなみにフェイトも通ってるんだがな、と内心で付け加えた。
 学校の写真をモニターに映し出すと、ガンザがちょっと驚いた表情になる。
「お、思ったより普通の学校なんっすね……」
「彼女の名誉の為に言うと、この学校は戦闘訓練の学校じゃないぞ?」
「そうなんっすか!?」
「……君がなのはをどういう目で見ているのか、良く分かるな」
 素で驚きの声を上げたガンザに、クロノは聞こえないようにぼそりと呟く。この会話をなのはが聞いたら、大変ショックを受けるだろう。
「とにかく、まずはこの少女から探りを入れようと思う」
 学校の写真を消しながら、クロノは溜息と共に一言。
 非魔導師である縁は恐らく看視者やドールタイプの事件を知らない、という確証はないが、それでも恋慈を調べるには見過ごせない絶好の的であった。クロノも恋慈と顔を会わせた事は一度しかないが、それでも恋慈が縁を大切にしているというのははっきりと分かる。ならばこそ、縁をなるべく管理局側に引いて置きたいという打算もある。
「ですけど、この子も日本人、っすよね」
「人間かどうかは怪しいがな」
「へ?」
「いや、何でも……そうだな、日本人だ」
 言葉を打ち消しつつクロノは一度だけ頷いた。
 人間かどうかは怪しい。
 それは、別に今言うことではないだろう。そう踏んだからだ。
 心肺停止状態から復帰させる、奇跡としか言いようのないあの薬。一度見たら脳裏から離れない、あの光景。
 クロノは、彼女が真っ当な人間であると、思ってなどいなかった。
「だから、探りを入れるのも同じ日本人に頼もうと思っている」
「日本人……高町教導官っすか?」
「いや、違う」
 また国籍がどうのこうの言われると面倒だと不安になっているガンザに釘を刺すように、クロノが先手を打つ。
 若干、渋い顔だった。
「いるんだよ、彼女のクラスに、日本人の捜査官がね」









「海鳴さんっ」
 掃除のために寄せていた机をイライラしながら若干乱暴に運んでいると、教室の外でフェイトの声が聞こえた。縁を呼ぶ声だ。ほとんど反射的にアリサは顔を廊下の方へと向ける。
 ぱたぱたと廊下を小走りで通り過ぎていくブロンドの髪の少女が見えた。
 向こうに縁がいたんだろう、この教室を軽く無視してくれちゃって。随分仲良くなったものだ。それから、廊下を走るんじゃありません。
 溜息のような、軽い舌打ちのような、そんなのを一度してからアリサは運んでいた机を定位置へと下ろす。派手な音で着地してくれやがった。きっと足のゴムが擦り切れているんだろう。
 何故だか恐々としたようなクラスメートの視線を感じつつ、アリサはもう一度顔を上げる。一斉に全員から顔を逸らされたような気がしたが、きっと気のせいだろう。それにしても、今日はいつも掃除をサボって遊んでいる男子連中も、何故かにテキパキと掃除に励んでいた。うん、良い事だ。いつもより怒らずに掃除ができた気がする、縁の事以外で。
「掃除終わったんだ」
「ああ、先程な。テスタロッサさんも終わったのか」
「うん、皆手伝ってくれたから」
 相も変わらず声の通りが良いものだから、良く聞こえる。
 最近は、縁はフェイトを避けない。仲良くしたくても手を拱いているしかなかったフェイトが、そんな縁と仲良くなるのには、あまり時間はかからなかった。
 良い事だ。
 良い事なんだ。
 きりきり痛む胃の辺りを押さえながら、アリサは近くの男子に声をかける。
「ちょっと、笠木」
「ぅえっ!? あ、お、おう」
「黒板消しの叩き、手ぇ抜くんじゃないわよ……」
「……はい」
 親切心100%のアドバイスに、その男子は素直に従ってくれた。ちょっと顔色が悪いような気もしたが、きっと体調が優れないんだろう。ちょっと心配だ。
 ざっと教室の中を見渡すと、机もきちっと元に戻されている。掃除もきっちり行き届いていて、自画自賛じゃないがかなり綺麗だ。今日は班の全員が何故か協力的だったので、効率も凄く良かった。いつもこうなら良いのに。
 後は黒板消しの叩きさえ終われば掃除も終了である。そして本日の学校生活も終了だ。おつかれさまでした自分、こんにちは自由な放課後、しかし2時間後にはヴァイオリンの教室が待っている、すずかも一緒だ。
「何かフェイトちゃん、最近海鳴さんと仲良いね」
「え? うん、その……友達だから」
「あはは、おかげでウチのお嬢が怖くて怖くて」
「お嬢? だれ?」
「誰だと思う?」
 向こう側から会話が聞こえる。フェイトと、縁と掃除の班が一緒だった女子だ。
 フェイトやすずか、はやての存在が各々のクラスで急速に溶け込んだのも、最近になってからだった。良い意味悪い意味クラスで浮いた存在で孤立していた面々だ、自分やなのはを含めて。
 縁絡みだ。
 縁が自分から話しかけるようになって、それで変わった。
 クラスメートがそれぞれ、私も、私も、というように話しかけるようになったのだ。
 良い事だ。
 良い事なんだ。
 だから、そんな良い事に不満を持つ自分は、かなり悪い子だ。
 教室の外から数人の笑い声。
 小さく笑う縁の声がした。
 胃が痛い。
 馬鹿な恋をしたものだ。
 苦笑を1つしてから、アリサは教室に響くようにぱんっぱんっと2回手を叩く。
「はい、掃除終了。お疲れ様」
「「「「はーい、お疲れさまー」」」」
「じゃあ解散」
 はーい、と再び返事が返ってくる。ふむ、なかなか統率が執れていて良い感じだ。
 お疲れー、お疲れさんー、と班の面々はそれぞれに労いの言葉をかけつつ自分の机に戻って帰りの準備を始める。アリサもそれに漏れずさっさと帰りの支度を始めた。
 がらっと、教室のドアが開く。
 縁――達だった。
 中庭の掃除の班だ。
 彼ら彼女らも疲れた様子で帰りの支度の為に机に戻り……縁と目があった。
 花の咲くようないい笑顔で、挨拶するように片手を挙げる。
 腕時計がちらりと見えた。
 アリサも手を挙げ、ほにゃっと笑顔で返す。
「―――――」
 即座に上げた手を引き戻し、だらしなかった顔を隠すかのようにぱちんと手をあてる。いや待てアリサ・バニングス、何だ今の自分の表情は。自分で言うのもあれだが、かなりアホみたいな笑顔になってた、絶対。ほにゃって何だよ、ほにゃって。
 無意識ながら絶対自分のキャラじゃない笑顔を浮かべてしまった事に戦慄を覚える。
「アンス? どうしたんだ?」
「わきゃっ!」
 すぐ目の前から声を掛けられる。女の子にしては若干低い、かなり良い声。反射的に肩と心臓が跳ね上がる。
 顔にあてた手を退けると、本当に目の前だった。
 近い。30cmくらいだろうか。縁の匂いが、感じ取れる距離だ。
 イグニッション。
 一気に顔が赤くなるのが自分で分る。
「ぬあ、ああっ、な、何でもないわよ!」
「いや、顔が赤――」
「なってない!」
 取り繕うも縁は不思議そうに首を傾げる。いや、取り繕えてないか。それからフェイト、苦笑いすんな。
 ぺちぺちと自分の頬を軽く叩きながら目線を逸らす。
 落ち着け、まずは落ち着け。
 どくどく五月蝿い心臓をなだめながら、呪文のように何度か心の中で唱えて呼吸を整える。大丈夫、落ち着いて対処すれば大丈夫。
「――縁のところはもう掃除終わり?」
 うん、我ながらさり気ない質問だ。
 掃除終ったから教室に戻ってきたんだろうが、みたいなつっこみは却下する方向で。
「うん、皆手伝ってくれた」
「そう。じゃ、今日はさっさと帰りましょ、賑やかな子は休みな事だし」
 答える縁にアリサは教科書を詰め終わった鞄を持ち上げる。そうだな、待っていてくれ、と縁は返しながら自分の鞄を取りに向かう。嫌な言い方かもしれないが、どうにかやり過ごせたという気分だ。
 ちなみに、賑やかな子ははやてである。今日は午前様で昼食もそこそこに早退している。
 はやては最近、覇気がない。
 理由は分らない。
 覇気はないが、空元気は見るからにテンコ盛りな状態だ。しかし空元気は所詮空元気。体育の着替えの時間、当然のように行われていたセクハラ行為が今日はなく、はやてがいるのに恙無く更衣を終えてしまった。逆に心配になってしまう。
 ふう、と溜息をひとつ吐きながら、アリサは主のいないはやての席へと視線を向ける。
 どーにかしないと……
 自分自身の事もどうにかしなくちゃいけないのに、それでも他人を気にしてしまう自分は人が良いと言うか損な性格をしていると言うか。
「待たせた、アンス」
 自分自身のこと。
 縁のこと。
 縁を好きになってしまっている、自分自身のこと。
 どう考えたって、答えは出ているのに。どう対処するかなんて、もう分っているのに。
 それなのに。
 姿を見れば。
 声を聞けば。
 匂いがすれば。
 心臓が跳ねる自分が憎い。顔が熱くなる自分が憎い。幸せになってしまう自分が憎い。ただの友達として、縁を見ることができない自分が憎い。
 花が咲くようなその笑顔が、歌うようなその声が、こんなにも身を焼くように熱く、こんなにも狂わせる麻薬なのだと、そう自覚もしない縁が、憎い。
 憎くて、憎くて、憎くて、憎くて。
 それでも。
 いや、それ以上に。
 気が触れそうなくらい、好き。
「アンス?」
「――ううん……ねえ、縁」
 返事をしないアリサに疑問を感じたのか、鞄を片手に首を傾げながら顔を覗き込んでくる縁に、アリサは一度首を横に振ってから返す。
 呼ばれた名前に、縁は反対側に首を傾げた。なんだ? と聞くように。
 首を傾げるのは、縁の癖だ。
 お決まりのポーズ。もう、何度も見ている。
 その癖が、とてつもなく可愛いなと、愛しいなと思ってしまう自分はきっと、駄目な子だ。
 ああ、そうか。それは正解だ。
 女の子を好きになった自分はもう、最初から逝かれてる駄目な子じゃないか。
 駄目な。
 異端。

「私達、友達よ」

「うんっ、友達だ!」

 迷う事無く笑顔と共に力強く返された答えに、心が痛むような自分は絶対に壊れている。













 どこかに寄り道するでもなく、まっすぐ帰宅の路を辿る。
 はやては仕事。なのはも仕事。この2人がいないと、良くも悪くも静かである。フェイトも夜から明日の昼にかけてまで仕事らしい。皆、向こうの仕事が大変なようである。
 2年前、なのはが魔法使いだなんて知らずに喧嘩してしまった。あの時の理由は、このままなのはが何処か遠くに行くんじゃないかという不安があった。
 その不安は、ゆっくりと今、正解に近付いている。
 近い未来、なのはも、フェイトも、はやても、“向こう” へと生活を移すだろう。彼女達は行き来できても、自分達は決していけない遠い “向こう” へ。あの時の不安は、この近い未来にある別れを予感していたのかもしれないと、今になって思うのだ。
 まあ、別れは誰にでも、訪れるものだけど。
 割り切れないのは、何故だろう。
 じゃあ、またね。
 そう言ってフェイトは手を振り、路を分けた。また明日、とは言わなかった。明日の昼まで仕事なんだから、こっちに帰ってきても布団に倒れこんで1日が終了するのだろう。明日は多分、1日欠席だ。
 これが、1日おきの別れから、2日おき、3日おき、そうやって伸び、フェイトは “向こう” に行くのだろう。元々フェイトは “向こう” の住人で、こうやって会える事自体が、既に奇跡なのだが。それでも、寂しいと思う。
 じゃあ、またね、アリサちゃん、縁ちゃん。
 すずかは、その言い方に止まった。仮にここに縁がいなければ、また後で、という言い方になっていただろう。気を使ったんだろうか。
 同じ言い方でも、意味はまるで違う。すずかは、こちら側の人間だった。
 帰り道。縁と2人。
 会話は、特になかった。
 明日、雨降るみたいね。
 そうなのか? それは困ったな。
 それ位しか、言葉はない。影を追いかけるように、足を進める。
 とくん、とくん、と胸が鳴る。
 ずきん、ずきん、と胃が痛む。
 トキメクな、自分。平常心だ、平常心。
 会話がなくとも縁はそれで満足なのか、にこにこと笑顔を浮かべている。その笑顔は、いつ見ても可愛いと素直に思う。
「ではアンス、また明日」
「え――? あ、うん、また明日」
 気がつけば、門の前。別れる場所まで到着していた。
 花が咲くような良い笑顔で片手を上げて挨拶をする縁に、若干遅れてアリサも返す。
 踵を返し、もう一度、では、と挨拶と共に手を振りながら、ぱたぱたと縁は走り去る。来た道を。
 縁と別れるのは門の前じゃない、もう少し前の十字路だ。気付かずに来てしまったが、縁にとってはアリサ宅の門の前まで来ると遠回りにしかならないのだ。
 気を使われた。
 間違いなく、気を使われた、縁に。
 元気がないように見えたのだろう。実際、元気があるとは言い辛いが。
 肩が落ちる。
 駄目だな、私。
 苦笑と共に、アリサは心の中で一言漏らした。いっその事縁に嫌われでもすれば、楽になるのに。
 嫌われでもすれば。
「――――」
 ぞくっと、寒気がした。
 嫌われる。
 縁に。
 何故か寒気を感じた。縁に嫌われるというのを、本能的に拒絶しているのだろうか。非常に嫌な感じの寒気だった。
 軽く左腕を擦る。
 酷い鳥肌だ。
 じゃあ、どうしろと? 嫌われもせず、好きだと告白することも出来ず、このまま友達でいろと? こっちはもう、縁を友達として見れていないというのに。
 意気地のない自分が、嫌いになりそうだ。
 はぁ、と溜息を一度吐いてから、鳥肌を消そうと左腕をぴしゃりと右手で叩く。

(( Warm light ))

 変な女性の声が聞こえた。
「?」
 何処からだろうか、アリサはきょろきょろと軽く周りを見渡すが、人影は少しも見えない。わりとすぐ近くで聞こえたような気がしたのだが、空耳なのだろうか。
 いや、空耳にしては随分とはっきりと声がしたような気がする。かなり高いキーの女声で、機械的な言葉が。多分日本語じゃなくて英語だと思うのだが……幻聴という奴だろうか。勘弁してくれ、そこまで精神的には病んじゃいない。
 気のせいだと自分に言い聞かせながら、アリサは再び左腕を擦り――
「―――あれ?」
 視線を下げた。
 鳥肌が全部、消えている。
 それどころか、何故か右手を当てていた部分だけ熱を持ち、やけに血行が良くなっている。
 変な現象だ。
 熱を持って赤くなった部分を見ながら、アリサはこの現象に何か納得のいく理由や原理を考えてみたが、さっぱり思いつかない。まあ、鳥肌なんて気が逸れれば勝手に治まるものだし、蒸し暑くなってきたこの気温なら肌を触れ合わせていれば熱を帯びるだろう。適当にそんな理由を当てはめながら、結論として深く考えない事にした。
 こんな事もあるんだな、くらいに思いながらアリサは顔を上げ――

「もし、そこのお嬢さん。道を尋ねたいのですが……」

「うわっ」
 突然後ろから掛けられた声に、素で驚いた。
 慌てて振り向くと、そこには1人の男性が適度に距離をあけた位置に立っていた。
 黒いスーツに灰色のYシャツが覗く。6月も終わりが見えてきたこの時期、クールビズなのかノーネクタイではあるものの、スーツはきっちり着こなしていて靴も良く磨かれている。若干イタリア系の顔立ちだが、黒髪黒目の……多分30歳前半くらい。なかなかに好青年、と言うには見た目の年齢があれだが、好中年と言うには若々しく見えるので好青年ということにしておこう。
 驚いたアリサの態度に、逆に驚いたのかきょとんとした表情であった。
「あ、申し訳ありません。驚かせてしまったようで」
 しかし、そこは流石社会人と言うべきか、彼はにこっと明らかなビジネススマイルを浮かべながら下手に出てきた。
 が、アリサもご令嬢、そういう対話にも慣れているので反射的にビジネススマイルを返した。
「いえ、ちょっと考え事をしてまして」
「そうですか、邪魔をしてしまって申し訳ありません」
 誤魔化すアリサの言葉にも、彼は返してきた。丁寧に。
 気持ち悪い。心の中で吐き捨てるように呟いて、彼に対する評価を一発で決めた。
 小学生の小娘でしかない自分にそんな丁寧な言葉で接してくるような大人というのに、アリサは良い感情を抱いていない。大抵自分に丁寧な言葉で話しかけてくる大人は、店の店員か、糞真面目な馬鹿か、自分の父親にコネを売ろうとする業界の人しかいない。ああ、家にいるお手伝いさんも似たような物だが、鮫島含め彼女らは良い意味悪い意味アリサに対しては結構砕けている。まあ、真面目に対応されるより若干砕けた対応の方がアリサは好きなのだが。
 ともかく、店の店員やお手伝いさん達を除き、アリサはそういう対応をする大人はあまり好きじゃなかった。
 それ以前に、先程周りを見渡した時に、彼の姿は見えなかったはずである。
 もやっとした違和感が浮かぶ。
「私はフォン――ああ、名刺を切らしておりますので口頭だけで失礼しますが、フォン・ブローレットと申します。深山興サービスサポートに勤めております」
「ご丁寧にありがとうございます。アリサ・バニングスです」
 アホみたいに丁寧に自己紹介する彼、フォンに対してアリサもスカートの両を摘んでちょこんと挨拶をする。制服でする挨拶じゃないが、ビジネススマイルを浮かべているとどうしてもこちらの挨拶の仕方になってしまうのは悲しい癖だ。
 深山興サービスサポート。
 聞いた事はない。
 少なくとも父の関わる企業名ではない。
 予定外で父の関わる企業の人と遇う場合に備え、アリサは父の関わる企業名の全てと、その重役級全ての人の顔と名前を覚えているから間違いはない。そもそも深山興という会社自体知らない。
 有名じゃない企業か。しかし、この海鳴市でバニングスの傘下にいない企業となると、余程小さい企業である。
 バニングスに取り入ろうと言うのだろうか。即座にアリサは気を引き締めた。
 腐っても自分はデビット・バニングス直系の娘である。自分の下手な対応や下手な発言のひとつで、父の会社に泥を塗る可能性も負担をかける可能性もある。
「バニングス……と言うと、あのデビット――」
「道をお尋ねでしたね。私もこの街の地理には少しばかり富んでますので、お役に立てるかと」
 フォンの発した言葉を即座に潰しにかかる。
 このままの流れで父の会社の話に持って行かれるつもりは、ない。もしもバニングスに取り入ろうとする輩なら、少しでも取り付かせる島を見せる訳にはいかない。
 失言であったと悟ったのか、それとも計画の失敗でも悟りやがったのか、そのどちらとも取れる表情でフォンは 「あー」 と一度間延びした声を上げる。
「失言でした、申し訳ありません。ただ、私も今は勤務時間外でして、そもそもお父様の会社の傘下には入れる程、私供の会社は大きくありません。ご安心ください」
 アリサの機嫌を損ねたことは察し、フォンは謝罪するが、アリサは内心でその謝罪すらも疑う。
 勤務時間外ならば、その口調をどうにかして欲しいし、それに傘下に入る云々などアリサは口にもしていない。その発言自体、後ろめたい何かが見える気がした。
「お尋ねしたいのはこの近くにあるはずのアパートなのですが……」
「ええ、海鳴にあるアパートでしたら全て把握してますのでご安心を」
 嫌味のように一言。
 はあ、それは凄いですね、とフォンは返した。
 なるほど、嫌味にも反応しない。ただの考え過ぎかもしれないなと頭の片隅で思いつつも、それでも気を緩めない。
「それでしたら、フィラットポートというアパートなのですが、ご存知ではないでしょうか?」
 その名前に反応して、アリサの脳内で即座に地図が表示される。
 というか、ああ、縁の住んでる幽霊アパートの2軒隣にある小さいアパートか。すぐにそのアパートに思い当たった。
「それでしたら、あちらの十字路を右に曲がって次の信号を左に向かい、暫く歩いて左手にあります。解体工事寸前のアパートの2件隣です」
 早く行けと念じながら、アリサはすらすらと道順を説明する。伊達にこの街の道をマッピングしてる訳じゃない。
 その説明にフォンは小声で道順を一度繰り返してから、もう一度アリサにビジネススマイルを向けた。
「そうですか、十字路を右に曲がってから信号を左ですね。助かりました、ありがとうございます」
「いえ、こちらこそ」
 素で復唱する辺り、なかなか良い社員なのだろう、確認しながら礼を言うフォンに対し、評価を少しだけ上向きに修正しておいた。
 それでは、ありがとうございました。
 丁寧に頭を下げ、フォンはそのまま去って行く。どうやら本当に道を尋ねたかっただけかもしれない。
 十字路を曲がる際、そのまま見送っていたアリサに再び頭を下げてから、フォンは十字路の向こうへ姿を消した。
 フォン・ブローレット。
 イタリアの血が混じっているかと思ったが、イタリアにしては変わった名前だ。
 変な奴だったな、と感じながら、アリサは門のチャイムを鳴らした。
「アリサよ、今帰ったわ」











「良いですねぇ、良いですねぇ、ゾクゾクしますねぇ……」
 フォン・ブローレット。
 革靴を鳴らしながら歩いていた。
「逃げた先には美少女が、しかもご令嬢……良いですねぇ……」
 フォン・ブローレット。
 にこやかに、呟いた。
「ああいう娘ほど、バラしてみたいですねぇ……」
 フォン・ブローレット。
 シグナムが追っている、脱獄者の名前であった。










「指令、なんか?」
「ああ、きちんと手順を踏んだ正式な書類だ」
 半日で許可を得るのは大変だったんだからなと小さく呟きながら、指令書を見せるクロノに、はやては少し顔の色を悪くした。
 管理局の局員食堂、その片隅。クロノとはやては机を挟んで向かい同士で座っていた。
 クロノの手には正式な指令書。
 指令内容は……海鳴 縁を介しての海鳴 恋慈の調査。
 いい気分が、まるでしない指令書であった。
「友達を疑え、なんて嫌な命令かもしれないけど、はやて、適任が君しかいなかった」
 そりゃそうだ。管理局に与していて、かつ海鳴 恋慈に通じる者に最も近い位置にいると言えば、自分しかいない。
 頭の片隅で冷静につっこむ。
 ついでに言うなら、次に近い位置にいるのは、自分とは違ってクラスが別で、縁と常時行動を共にしていないフェイト。フェイトの嘱託という部門から外れ、次いでなのはだ。どう転んだって、友達を探れという嫌な指令書である。
 と、言うよりも、今のはやてにとって、看視者関係は鬼門でしかない。
「……せやけど、何について探るん?」
 それでも命令ならば仕方がないのだと自分に言い聞かせながら、はやては質問をする。顔色は、まだ少し悪い。
 その様子にクロノは一度だけ眉を細めるが、すぐに表情を取り繕いながら咳払いをひとつする。
「海鳴 恋慈の動向についてだ、それだけでいい。なのはやフェイトの手が空くようならば、手伝ってもらうといい」
「……了解や」
「大丈夫か?」
「ま、私も捜査官の端くれやし、何とかやってみるよ」
 それで覇気の見えないはやてにクロノは心配の言葉をかけるものの、上手くかわされてしまった。
 指令書をクロノから受け取り、はやては んー と軽く唸りながら文面に目を通す。硬い文面、お決まり文句。なるほど、これが指令書か。捜査官の着任時に慣例としたのを貰って以降、初めての正式な指令書だ。これは大事に、家に帰ったら丁寧に燃やして捨ててやる。
 ふっと、はやてが小さく笑った。
「こんな命令、クロノ君やなかったらマジ蹴っとるで」











 うつ伏せでベッドに倒れ込み、アリサは溜息だか雄叫びだか分からない声を枕に向けて発した。
 塾も終わった。
 勉強も終わった。
 肌と髪と爪の手入れも終わった。
 後は寝るだけだ。お疲れさま私の身体、いらっしゃい睡眠時間。今日はさっさと寝てしまおう。
 ごろんと仰向けに転がってから、アリサは改めていそいそと布団の中に潜りこむ。枕に向けて発したあれに、意味はない。
 何だか今日は疲れた。それでも明日はいつものように早いのだ。
 現在夜の11時。しかし寝る、そう決めた。
 布団の中でぬくぬくと温まると、疲れていたのは勘違いじゃなかったのか、早くも睡魔が襲ってくる。まどろむかのようなこの瞬間が、アリサは何となく好きである。
 ああ、そうだ、自己学習で進めてる中学3年生用の参考書、もう8割終ってるから次の参考書を買わないと。それとも高校生用の参考書にステップアップしてみようか。その前に中学生の範囲全てをおさらいで流すのも良いかもしれない。高校入試の模擬試験を受け損なったのは痛手だなぁ。それから……あ、明日フェイトが休みなんだからすずかにノート取るように言わないと。それから、フェイト含めなのは達にはそろそろ勉強を詰めてやらないと、本格的に不得意科目の授業について行けなくなる頃合だ、特にはやて。
 うとうとしながらも、アリサの脳内は回転し続けている。
 いや、うとうとしているからこそ、逆に色んな事が考えられた。
 勉強のこと、学校のこと、それから、縁のこと。色々なことが。
 明日、縁に会ったらおはようと言って、それから今日聞いたラジオで得た豆知識を少し話そうか。あいつは昼飯に相変わらずタマゴサンドだろう。ちょっとだけ弁当を分けるのも良いかもしれない。別に自分が作る訳じゃないけど、美味しいと言ってくれれば嬉しいな。
 うとり、うとり。
 ゆっくりと、ゆっくりと、色々なことを考えながらも、アリサの意識は夢へと沈んでいった。
 布団に潜ってから僅か2分であった。
 こうやって、今日も胃の痛みを若干引き継ぎつつ、アリサ・バニングスの1日は終わりを迎える


(( Good night,My companion ))


 ――はずだった。










 ――ギシ……
 ―――――ギシ……
 ――――――――ギ……
 真夜中、何かの音につられるように、アリサは目を覚ました。
「……ふぁ……ぁ、ん?」
 月明かりしか差し込まぬ暗闇でも見間違えることのない、自分のベット。そして自分の布団。
 今は何時だろうか、時計を見れば分ることであるが、起きたてでそんな気力が全くない。ほけーっと天井を見上げながら、アリサはあくびを1つ。
 ――ギシ……
 何か、聞こえた。
 ベットからだ。
「……んぅ?」
 寝起きでまるで頭は働かないが、本能的にアリサは視線をベットの足元まで下ろした。

 縁がいた。

 布団の上からアリサに覆い被さるように、縁が四つん這いでいた。何故か制服姿だ。
 頬擦りするように布団越しにアリサの胸に顔を埋めながらも、その目は上目遣いでアリサを見上げていた。ちょっとだけ、潤んだような綺麗な瞳で。
 ああ、何だ、縁か。
 夜なんだから寝なさいよねぇ、全く。
 感想と言えばこれくらいであった。
 見知った顔に安心して、アリサは再び瞼を閉じて眠りに
 眠り、に――?

「つけるかぁぁ!! ってか、ちょっと待ちなさいよ!?」

 心臓が破裂するんじゃないかと言うくらいに鼓動を打ちつけ、状況を再把握してしまって全身が赤くなった。
 セルフつっこみと共に布団を跳ね除けて即座に起き上がろうとしたが、覆い被さる縁が邪魔して布団を跳ね除けることも出来なかった。しかし、つっこみは出来た。
 待て。
 ちょっと待て。
 何故縁? 何処から縁?
 軽くパニックを起こしつつ、痛いくらいに鼓動を打ち続ける心臓を落ち着けようとして……
 縁の顔が、布団越しとは言え、胸に押し付けられている。
「~~~~っ!!」
 赤面、なんてちゃちなレベルじゃない。顔が熱くなる、なんてそんなレベルじゃない。顔はインクでもぶち撒けられたかのように赤くなったのが自分でも分ったし、熱なんて熱々のフライパンを押し付けられたかのような感覚だ。
 何だこれ。
 何だこれ!?
 押し倒されてるみたいじゃないのっ!!!???
「ん……凄い心臓の音だな、よく聞こえる」
「―――――っ!!!!!!!!!!!」
 女の子にしては、若干低い、そして良く通る声。間違いなく、縁の声。第一声がこれである。
 死ねる。
 羞恥で死ぬ事が出来るなら、今の台詞で4回は死ねる。
 心臓の鼓動に気付かれている。
 恥ずかしい。
 恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい。
 恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい。
 いやもう、恥ずかしいなんて通り越して、死すら覚悟できるくらいだ。
「あっ、な―――なっ!!??」
 何でいるの!?
 そう、先のつっこみと同じ勢いで縁に問いただそうとするも、呂律がまるで回らない。口が麻痺しているかのようだ。
 くすっと、縁が笑む。
 にこーっとした笑みでもなく、花の咲くような笑みでもなく。
 見た事もない、大人びたような笑みを。
 ギシ……
 わざと音をたてるようにして、縁は両腕を使って身体を少しだけ持ち上げた。胸にかかる重圧が、和らぐ。
 ああ、あの重圧が、縁の頭の重み。
 そんなフレーズが頭を過ぎり――死にたくなってきた。いや、もういっそ殺してくれ。何だこの状況に置いてこの駄目な思考は!
「ん……? どうしたんだ、アンス?」
 落ち着いたように、冷静に。
 静かに、そして囁くかのように。
 艶のある、縁の声。
 ぞくっとした。自分の中にある本能の何かに触れるかのような声である。
 ゆっくり、縁は右手を持ち上げ、人差し指でアリサの唇をなぞる。つぅ、っと、優しく。
 熱い。
 なぞられた唇が、灼熱の熱を帯びるように、熱い。
 抵抗が、出来なかった。
 唇をなぞられても、緊張と羞恥で小刻みに震えているだけのアリサを見、縁は再びくすっと笑む。
 やめろ。やめてくれ。その艶のあるような大人びた笑みは。
 しゅる
 小さな音。
 その音と共に、縁がゆっくりとアリサと目線を合わせるように這い上がる。
 太股の付け根くらいにあった重みが、ゆっくりと下腹部へと移っていく。その重みの辺りから、縁の足が伸びている。
 という事は、縁の――尻?
 じゃあ、布団越しに、縁の――?
 痛いくらいに鼓動を刻む心臓が、更にビートを速めていく。鼻血が出そうだ。考えちゃいけないと思えば思うだけ、想像してしまう。想像力が豊かな自分が憎たらしい。
「言葉に、なってないぞ……?」
 唇をなぞった縁の指が、アリサの口の中に、つぷっ、と潜り込む。
 その瞬間、アリサの思考能力が吹き飛んだ。
 前歯をゆっくり撫でられ、それから隙間に爪を掛けられる。
 抵抗なく、その指はアリサの口内へと進んだ。いや、むしろアリサが無意識に軽く口を開き、縁の指の進入を促してしまった。
「アンスの中……あたたかい、な」
「ぁ……ん、ぬむ……ぅ……」
 舌を撫でられ。
 上顎をなぞられ。
 歯を一本一本確かめるように丁寧に突かれ。
 舌の裏側まで、弄ばれる。
 されるがままに、アリサは縁に口の中を犯されていた。
 頭がぼーっとする。
 何か変だ。
 いや、何かじゃない。
 縁がここにいるのが変だ。
 吹き飛んだ思考能力を必死にかき集めるも、口の中を弄ぶ縁の指の感触に考えがまるで纏まらない。
 駄目――気持ち良――っ

「アンス、抜くぞ?」

 再び思考能力が吹き飛ばされる寸前、縁はその指をゆっくりと引き抜いた。
 ちゅぽ、と変な音。
 引き抜いた指に、銀色に光を映す、水の橋。
 それが何か、考えるまでもなく本能で悟った。
 ヤバイ、光景が、ヤバ過ぎる。
 指で口の中を弄ばれていただけなのに、何故か息が上がって荒い呼吸をするアリサは、その水の橋を見て何か昂ぶるものを感じる。
 3度目の、大人びた笑み。
 見られているというのは分っているだろうに、縁は迷う事無くその指を自分の口に含んだ。
 アリサの、唾液のついた指を。
「ぇ……ぁ、ぁぁ……」
「んっ――んん、甘く感じるな」
 心臓に、槍が刺さるような気分。
 この気分に効果音でもつけるとしたら
 ずきゅーん
 とか。陳腐か。しかし、そんな気分だ。
 ――ギシ……
 舐め取ったその右手を、アリサの左肩の上のベットへと突き立てる。左手は、アリサの右肩の上。
 完全に、覆い被さられて縁はアリサを見下ろす位置にいた。
「ぇ、えにし……」
「ん?」
 ようやく呼びかけられたその名前に、縁は小さく首を傾げる。大人びた、その笑みのまま。
 いつもと違うそれに、ヤバいくらいにときめいている自分がいる。
「な……なんで、ここに……?」
 それを押し殺しながら、アリサは息を整えつつ質問を口にする。
 縁の笑みは崩れない。
 大人びた、その笑みは。





「アンスに、夜這いをしに来た……」




―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 病んでないよ、病んでないよ! 病んだ人の強い味方、白衣の天使 (外科) クロガネです。
 アリサはヤンデレじゃないですよ。ただちょっと、独占欲と嫉妬心があるくらいで。
 クロガネの中のアリサって、惚れさせたら強いけど、惚れたら弱いタイプだと思うんですよね。関係ないですが。
 とりあえず、少しだけストーリーが進行しました。
 そうそう、アリサのお父さんってデビットさんと言うんですね。小説読み返してようやく気付きましたよ。

 ん、あれ? 何か他に書くことあるだろうって?
 ないよ (断言)。

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10件のコメント

[C198] 一番、だといいな。

一番でしょうか? たぶんそうだと嬉しい。

初めまして、ここに書き込むのは始めての小山の少将といいます。毎度楽しく読ませて頂いています。
はやての扱いが悪くてもなんのその。アリサを愛でるのに、最近はまり始めてしまいました。これが新しい世界に目覚めたというものなんでしょうか。

さて、何やらスゴイ終わり方になっていますね。続きが楽しみです。頑張ってください。では。

……というか、この縁ほんもの?
  • 2008-05-24
  • 投稿者 : 小山の少将
  • URL
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[C199] nice boat

んー、最後のについては予想がつかないこともないのでスルー。

それよりもこのまま行けば屋上ではやてに「中に誰もいませんよ」の後でnice boatの予感。

そういえば、章の数でみたらまだ半分行ってないんですね。最後まで病んでるクロガネさんをみたいものです。
  • 2008-05-24
  • 投稿者 : オサフネ
  • URL
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[C200] コメントありがとうございまーす

 多分皆さんの予想は外れないんじゃないかなぁ、と。いえ、何がとは言いませんが。

〇小山の少将さん
 お初です、白衣の天使クロガネです (関係ない)。
 はやての扱い……悪くないですよー? あれですね、愛ゆえに。
 終わりはあれですね、次回に続きます。

〇オサフネさん
 とりあえずね、あんな展開にはならないですよ。て言うか、誰の腹を誰が裂いたのかが非常に気になる。
 章では半分行ってませんが、実はプロットでは今回で丁度半分を切り返したことになるんです。つまり後半は短いと。
 ……病んでないよぅ。
  • 2008-05-24
  • 投稿者 : クロガネ
  • URL
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[C201]

ははははは  今回は出遅れた。

もう悶えるね アリサには・・・・・・マジ悶えましたよ。

うーん クロノにはやはり なのは か はやて だよなぁ。  エイミィ?  誰それ? みんな夢でも見てるんじゃないのかい そんな人は知りませんよ わたしゃ えーーー知りませんとも





うーん 前から気になってたんだけど、白衣の天使(外科)とかの命の現場の前線に立っている人とかって、文や話の構成や話の雰囲気が似かよるものなんだろうか。昔 同じように命の現場に立ってた人が書いたオリジナル小説に感じが似てるんですよね。  どちらの作品も面白くて好きですがね。
  • 2008-05-24
  • 投稿者 : おにがみ
  • URL
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[C202] 次回は15禁?

うむ、嫉妬マスクが飛んできそうな状況になってきましたね。アリサの独占欲、逃亡中の犯罪者、おとり捜査官はやて、ザ・夜這いと急展開でした。

いくら他に適任が居ないからって、子どもにこういうことさせる組織ってどうなんでしょう? ぶっちゃけ、とらハを見返してからアニメ版を見ると、高町家の皆さんはなのはの入局には断固反対してそうなんですけどね。実は仕事の事は家族には全く話してないとかだったりして。

さて最後の縁は本物か?
  • 2008-05-24
  • 投稿者 : ミヅキ
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[C203] むしろ18禁ばっちこい

アリサちゃん、痛い、痛いです。
なにやらプレゼントが独り言してますが、気づいてくれなくて涙目。
がんばれアリサちゃん、負けるなアリサちゃん。

最後のは・・・・うむ、よいね♪
とりあえず最悪の状況じゃないことを祈る。

最近更新が早くてうれしい限り。
頑張ってね~♪
  • 2008-05-25
  • 投稿者 : ぎるばと?
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[C204] コメントありがとうございまー

〇おにがみさん
 今回のアリサは……ねぇ? かなりキてますから。
 クロガネとしては原作で特定カップリングして欲しくなかったんですけどね、想像の余地が狭くなるので。まあ、あっちの “原作” はクロなの以外は当てはめられませんが。
 命の現場云々というより、癖みたいな物ですから。まあ、人より色んな人や現場を見ていますけど……崖っぷちな状況ばかりですが。

〇ミヅキさん
 健全サイトですから (断言)。
 緩い展開から急展開、緩急――ついてないですねぇ。
 もとよりミッドは就職年齢が低いという話ですからね、こちらの20歳の扱いが向こうじゃ10歳で。この作品でははやては11歳、管理局じゃそれを求められるのでしょう……という事は、ミッドじゃなのは嬢達は普通に酒を飲めるのだろうか。

〇ぎるばと?
 18禁? ああ、18金ですね、わかります。
 アリサ、痛い子。むしろこの場合、負けるなプレゼント。
 最悪な状況? 大丈夫、クロガネはハッピーエンド推奨派ですから、ええ。
  • 2008-05-25
  • 投稿者 : クロガネ
  • URL
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[C205] あおった!

つまりは出遅れたという事。迫る日本ダービー。

いえいえ、やっぱりアリサ病み気味にみえゆ。大丈夫でしょうか。貞操とか色々。

そしてひっそりとサポートするデバイスちゃんが健気。
まあラストでのよばーいは、たぶん違うんでないかと思ったり、どこぞの黒猫夢魔のようにサービスしてるのかと思ったりしてますが……とりあえず次回は全裸待機の方がいいでしょうか。気温もあったかくなっていますし。

では、次回楽しみにさせていただきます。

ハッピーエンド推奨派というお言葉を信じてますからっ。
  • 2008-05-29
  • 投稿者 : 春都
  • URL
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[C206] コメントありがとうござうまー

〇春都さん
 馬の数え方は一着二着。
 病んでない、アリサ病んでない。この程度は病んでる内に入らないとクロガネは言い訳をします。
 とりあえず
 全裸待機はやめて♪

>ハッピーエンド推奨派というお言葉を信じてますからっ。
 ええ、クロガネはハッピーエンド “推奨” 派ですから…… 
  • 2008-05-29
  • 投稿者 : クロガネ
  • URL
  • 編集

[C344]

逝かれてる→いかれてる
  • 2008-10-30
  • 投稿者 : A
  • URL
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Appendix

うぇぶ拍手

拍手になります。コメントもどうぞ。

4/6更新 リリカルなのは、短編と呼ぶべきかネタと呼ぶべきか考えた結果これはクロガネ式妄想劇と呼ぶべきなんじゃないのかなぁという曖昧な結論に落ち着きました、みたいなお礼ありです。

魔法の使えない魔法使いの魔法

注意事項!

プロローグ

第1章 『海鳴 縁という少女』
       
基礎情報 第1章終了時点
第2章 『悩み』
         
基礎情報 第2章終了時点
第3章 『誰が為の剣』
           
基礎情報 第3章終了時点
第4章 『教授』
           
基礎情報 第4章終了時点
第5章 『恋ですか?』
           
基礎情報 第5章終了時点
第6章 『切実な事情、迂闊な発言』
           
基礎情報 第6章終了時点
第7章 『縁と看視者』
           
基礎情報 第7章終了時点
第8章 『その言葉、届かない』
           
基礎情報 第8章終了時点
第9章 『失意』
               
基礎情報 第9章終了時点
第10章 『挫けぬ雷刃』
           
基礎情報 第10章終了時点
第11章 『届け、星の光!』
             
基礎情報 第11章終了時点
第12章 『祝福される騎士と風』
 
第13章 『アリサ・バニングスという少女』
第14章 『そして、日常』


本筋関係ないパラレル短編
           

最近の記事

プロフィール

クロガネ

Author:クロガネ
 鉄と書いてクロガネ。文系の皮を被った理数系。人種差別主義。有神無宗派論者。白衣の天使。瞑想で一日潰したことがある。萌えにも燃えにも反応する。二次元より三次元の方が楽しいと思う。宇宙人未来人超能力者魔法使い等特殊な人間じゃなくて本当に良かったと思っている。変な人といわれる。仲間と言うのはチャレンジャーな人、友人と言うのは変わった人、知人と言うのは普通な人。
 これがクロガネ。
 とりあえずメールはこちら↓
kurogane951@yahoo.co.jp

名言集



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