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[C37] 今回も縁が活躍してうれしい限りです。

やはりただものではなかった縁さん。でも、予想はしてはおりましたが、この後、いろいろとあっち側のことにかかわってくるのでしょうか。看視者とか、ロストロギアの今回のお話など、予想できることは多いので、いろいろ考えながら先のお話を楽しみに待たせていただきます。

フェイトのいろいろな性癖が明らかになっているのが好いですね。なのはさんはまあ、一人だけノーマルな思考の持ち主ですから、この5人に混じると一番目立たなくなってしまうのは仕方ないのかも。不屈のエースのエピソードが最高でしたから、しばらくは影が薄くてもいいかなー、とか。
1キロで約3分ということは、ほぼ時速20キロ。概算で言えば、42、195キロを2時間ちょいで走るということに。女子なら確実に世界を獲れる逸材ですね。たぶんすずかはもっと速いんでしょうけど。

縁がこういう能力を持つには持つで何かしら理由があるのでしょうけれども、それがどんなにアリサから見て辛い理由であっても、縁はまったく自分辛い立場にいるなんてことは考えていないんでしょうね。教授の正体が明らかになるのが待たれるところです。

そして随所に振られたフェイト関連フラグ。なのはの次に縁に何かを気がつかせてもらえるのでしょうか。なぜ彼女が自分を見失っているのか、何が見えてきてしまっているのか。
いろいろと考え付くことはありますが、本編中でのお話の展開を楽しみにさせていただきます。

それでは、今回も更新お疲れ様でした。次回、楽しみにさせていただきます。
  • 2007-05-24
  • 投稿者 : かや
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[C38]

こちらでは初めまして。

とりあえず小説を書くスキルは皆無だと面と向かって言い放った方は私の主観で見る目が無かったのだと断定したく思います。というかクロガネさんにスキルが皆無だったら世に出ている作家の半分は職を失うべきです。まず私が泣きます。

や、毎度毎度文章力がすごい……内面心理の表現、特に直接描写されない部分の表現がすごいなと。縁や看視者など独特の空気を持ったキャラクターが今後どうなっていくのか楽しみです。

正直に言えば、私はこの作品における原作キャラの描き方があまり好きではありません。これは単純に私の思い描くキャラ像とクロガネさんの思い描くキャラ像の差から来る好みの問題なので、良いとか悪いとかではないのですが、大抵の場合、私はそういう作品を読みません。
でも、この作品は普通に面白いので読んでしまうのです。なんか、くやしい、でも……!のパターンを実感した気がする(最悪な喩え)。

個人的に先の展開の予想というのはあまりやらないので(作家さん自身のやり方を見たいので、途中でこちらから影響を与えたくないというのもあり)あまり頻繁に感想を残したりはしませんが、今後もいろいろな意味で楽しみにしてますー。
  • 2007-05-24
  • 投稿者 : HAL
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[C39] 最近スポーツしてないなあ

縁のコーディネーターばりの身体能力が発揮されました。すずかは原作どおりなら、人間を遥かに上回る夜の一族ですが、それを凌ぐとはすごい子だ。

私も高校時代は苦手科目は捨て、得意分野で成績を稼ぎましたね。中学のときから、あっちこっちのサイトで二次創作を読んでいた御蔭か、国語(特に現代文)は上位をキープ。どういう形であれ活字慣れに役立ってたんですね(笑
  • 2007-05-24
  • 投稿者 : ミヅキ
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[C40]

教授が全力を出さないように言ったのは、この驚異的な身体能力を解っていたからでしょう。
縁は自身がどれほどの存在なのか理解してないんでしょうね。
  • 2007-05-25
  • 投稿者 : トライア
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[C41] コメントありがとうございますー

>かやさん
 あっち側に関わるかどうか、縁の身体能力についてはお楽しみです。
 フェイトの性癖は……まあ、笑って許してください。友情と愛情は紙一重ですから。なのは嬢は思考もノーマルなら性癖もノーマルでしょう。
 さーて、次はフェイトエピソードです。
 
>HALさん
 はい、こちらでははじめまして。
 小説のスキル云々は中学校の頃の話ですからね。あの頃の小説は見てて酷いなぁと思うときもありますし。
 まあ、クロガネの書き方は好き嫌いがあるらしいです。それ以前に原形保ってる原作キャラって……すずかくらい?
 
>ミヅキさん
 ナチュラルがぁぁ。クロガネもナチュラルですけど。ちなみにすずかは基本的原作基準です。リリなの自体、その設定が微妙に混じってますから。
 クロガネも本当に得意分野のみの人間でした。
 
>トライアさん
 教授が何を考えているのか、登場するまでネタバレはしないですけど、色々と考えているのです、教授も。
 縁は自分自身も人のことも何も理解してません。つくづく変な子だ。
  • 2007-05-25
  • 投稿者 : クロガネ
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[C745]

「ああ、確かに似合ったな」→「ああ、確かに合ったな」
ではないでしょうか?
最近見つけて読み進めています!縁ちゃんが可愛くて大好きです!
  • 2013-09-29
  • 投稿者 : きつねうどん
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魔法の使えない魔法使いの魔法 14

「じゃ、さっさと更衣室に行って着替えましょ」
 ロッカーから体操着の入った袋を取り出しながら話しかけたアリサの言葉に、同じく体操着の入っているのであろうお世辞にも洒落ているとは言えない無地の袋を取り出しながら応えた縁の言葉は、予想していたのとはだいぶ違っていた。
「いや、私は更衣室では着替えない。先に行っていてくれ」
 え? とアリサが聞き返す前に、では、と出来の悪い敬礼のようにぴしりと片手を立てながら縁は歩き去ってしまった。
 昼食が終わり午後の授業の始まりでもある5時間目。その授業が始まる前に、アリサはあっさりと振られていた。







「で、失恋したんやな?」
「誰が誰に何時どこで恋したのよ」
 それを説明したところ、本当に聞いていたのかと言いたくなるような要約をしたはやての言葉に、溜息と共にアリサはつっこみを入れる。最近つっこみ役にも疲れてきたな、というのが半分本音である。
 からりと晴れた晴天の下、体操着に身を包みグラウンドのベンチに腰を下ろしている両名は、本鈴が鳴るのを待っていた。なのは、フェイト、すずかの3名はまだ着替え終わっていない。余談で言えばフェイトは何があってもなのはより早く着替え終わることはない、色々な意味を含めて。
 着替えが済んでいる他の生徒達もアリサ達と同じくベンチに腰を下ろしている。今日の体育はマラソンだと事前に分っているために、明らかに皆テンションが低い。また、アリサとはやてが座っているベンチは4人掛けのベンチなのだが、噂が引き摺っているのかアリサとはやてを中心として人が集まっていない。
 まあ、自分に責任があるだろう、とアリサは思う。何せキれていたとは言え、大勢の前で目玉を引き抜いて喉に詰めるなどとレディあるまじき暴言を吐いた実績がある。
「でも、そういや確かに、縁ちゃん更衣室で見た記憶あらへんしなぁ」
 はやては同じクラスだったことすら忘れていたでしょうが、と口にすることなく内心でつっこむ。
「まあ、どこか別の場所で着替えてるんでしょうけど……」
 何故か、などと気にしている訳ではない。
 更衣室で着替えずに1人別の場所で着替える理由など、そうは多くないからだ。しかも女子ならば尚更。それが縁という人物に通用するかどうかは別問題として。
 例えば、痣。
 例えば、傷。
 理由など、色々考えることができる。しかし、どんな理由にしろ愉快な理由など思いつきはしない。そのことははやても想像できているだろう。
 腕を組みながら、アリサはうーんと唸る。
 考えれば考えるだけ、縁という人物は不思議である。
「あ、なのはちゃん達や」
 と、はやての声にアリサは顔を上げる。
 見れば漸く着替え終わったなのは達……と、なのは達と話をしている女子が3名。
 へぇ、とアリサは呟きながらも、自然と表情が柔らかくなる。ちらりと見れば、はやてもアリサと同じ事を思ったのだろう、同じく微笑ましいものでも見るようである。
 大丈夫だと言っていた、その言葉を疑っていた訳ではないのだが、実際にクラスメートと話をしているのを見ると悩みは解決されているようだと安心する。
 なのは達と喋っていた3人の内1人がふとアリサの視線に気がついたのか、視線をアリサの方へと向け、そしてアリサが見ている事に気がつくとびくりと肩を竦める。ああ、見覚えのある顔だ。目玉を引き抜いて喉に詰めてやる、という暴言を叩き付けた相手だ。
 その女子は慌ててなのは達と別れ、残りの2人もどうしようか迷ってから、なのは達にそれじゃあと言ってからその女子の方へと向かう。
 まあ、怯えられても仕方がないだろう、とアリサは苦笑いを浮かべた。
 それじゃあ、後でね、それぞれに言葉をかけてから、アリサ達を真っ先に見つけたのはすずかだった。
「アリサちゃん、はやてちゃん」
 とてとてと駆け寄る。ここ最近発育が良く、先月買ったブラがもう既に入らないと嘆きなのはの気落ちした目線が注がれていたソレが凶器に見える。
 体操着の姿を見ると毎回思う。
 勝てねぇ。
 アリサとはやて、どちらが思っているかは伏せるが。
「相変わらず、着替えるの遅いわね」
「あはは、この前お姉ちゃんにも言われたよ」
 片手を挙げて返事をしながら言うアリサの言葉に、すずかは思わず苦笑いをしてしまった。
 5人の中で一番着替えるのが遅いのはすずかである。躾が行き届いていると言うべきか、脱いだ制服も皺1つ許さないくらいにきっちり畳むし、そもそも動きがゆったりしているせいもある。
 まあ、着る時につっかえる部分もあるしなー、と、はやてが一瞬だけ死んだ魚のような目をしながらぽつりと呟くが、その言葉はすずかの耳どころかアリサの耳にすら届かなかった。
「しっかし、うん、順調そうよね。なのはもフェイトも」
 今度はすずかの後ろに目線を向けてから、にっと笑いながら冷やかすように言葉を投げかける。
 何が順調そうなのかと、主語を言わなかったが、意味は届いたらしくなのはは照れたように頭をかいた。
「どうなのかな? でも、すっきりしてるのは本当」
「私はなのはのついでに、かな?」
 困ったように笑いながらフェイトが続けた。
 実際、フェイトがクラスメートとコミュニケーションが久しくとれたのもつい先程である。しかもなのはから話を振り、相手からも話を振られてから喋り始めたようなものであり、フェイト自身がクラスメートと歩み寄ろうとした訳ではない。
「ま、切欠はどうあれ、クラスに馴染むのはいいことよ」
 若干ネガティブな発言のフェイトを、アリサは軽く笑い飛ばす。謙虚である、と言えば聞こえは良いが、アリサから見てそれはマイナス思考としか思えない。何とかならんのかと思うところである。
 そうかな、と疑問の声を上げるフェイトに、そうよ、とアリサはきっぱりと断言する。
 それを横目で見てから視線を戻し、そこで漸くすずかは縁の姿がないことに気がついた。
「あれ? アリサちゃん、縁ちゃん来てないの?」
 その言葉にあれ? となのはも縁の姿を探した。更衣室に入った時点で既に姿が見えなかったので、もう着替え終わっているのかと思っていたのだが。
「ああ、何か違う場所で着替えるって」
「違う場所?」
「ええ」
「…………」
 わざわざアリサの言葉を確認したすずかは、そこで一旦沈黙は挟んだ。目が少しだけ細くなったところを見ると、どうやら縁が他の所で着替える理由を考えているんだろう。
 少し間を置いてから、そうだったんだ、とすずかは笑顔で返す。
 どうやら深く聞かない方が良い話題だと察したらしい。まあ、深く聞かれてもアリサも事情を知らないので答えようがないのだが。
「でも、違う場所って、どこ?」
 と、首を傾げて疑問の声を上げたのはフェイトであった。
「え、どこって……」
 普通にそれに答えようとして、ぴたりとアリサの動きが止まる。
 もしも傷や痣により更衣室で着替えないとなれば、違うところで着替える。学校側がそれを知っているのであれば、保健室などで着替えるだろう、普通ならば。
 じゃあ縁の場合は?
「……ほ、保健室だと良いよね」
 同じ事を思ったのだろう、すずかが少々上ずった声でアリサに聞いた。
 何故私に聞く?
 心の中でつっこみを入れつつ、アリサも口を開いた。
「お手洗いなら、まだセーフよね」
「屋上玄関の踊り場、時計機械室への階段、死角なんだよね」
「校舎裏なら完璧アウトやね」
 なのはとはやても後に続いた。
 あまりよろしくない発想で。
 その発言に、特に後者2名の発言にフェイトの目が点になる。
「え……な、何でそんな場所なの?」
「「縁ちゃんだから」」
 ハモった。
 ある意味信頼されてるなぁ、とアリサは変なところで感心をし

「私がどうかしたのか?」

 突然なのは達の後ろから狙ったかのようなタイミングの声に、思わずなのは達の肩がびくりと跳ねた。ディズニー的表現をするなら心臓が飛び出しているところである。
 慌てて振り向くと、何時の間にいたのだろうか、何を驚いているのだろうという字が顔に見え隠れする縁が丁度なのはの真後ろに立っていた。背が低いせいでアリサとはやての位置からも上手い事なのは達の姿に隠れて見えなかった。
「え、縁ちゃん、いつからそこに?」
「今しがただが?」
 首を傾げながら答える。
「ああ、縁はどこで着替えてるんだろうって話をしてたのよ」
「ん、便所だ」
 よかった、ぎりぎりセーフだ。
 咄嗟に言葉が出なかったなのはの代わりにアリサが質問すると、校舎を指さしてとても簡潔に縁は答える。ただ、女の子の口から便所という単語は如何なものかと思うのだが。
 とりあえず縁も着替える場所を一応選んでいることに安心し、そこでふと縁の格好へと目線を向けた。その目線に釣られるようにしてなのは達も一斉に縁の服装へと目線を落とす。
「……? どうしたんだ?」
「あ、どうしたって訳じゃないんだけど……」
 視線に気がついて、何か自分はおかしな格好でもしているのだろうかと自分の服装へと縁自身も目線を落としながら聞くが、返ってきたのはすずかの歯切れが悪い返事であった。
 体操着である。
 確かに、体操着で間違いはない。

 俗にそれはジャージと言われるものであったが。

 長袖長ズボンの、である。
 いや、別にそれが悪いとか似合っていないとかは言わない。着方も間違いなければ穴が開いている訳でもない。
 普通の学校指定の赤いジャージである。
 ただ、あえて言うならば今時期にジャージで運動というのはどうであろうか。
 6月を目の前にした5月の末。からりと晴れた良い天気。直撃する太陽光線。そして本日は大半の学生が嫌がるマラソン。
 周りを見ても誰もジャージなど着ていない。
 既に十分半袖の体操着でも過ごせるし、更に言えばマラソンが終ればジャージの中はサウナ状態になることは請け合いである。
「……ねえ縁?」
「ん?」
「暑くないの? そんなジャージで」
 渋い顔でアリサは聞いてみるが、縁はふるふると首を横に振る。
「いや、暑くはない」
「でも今日はマラソンだよ? 走った後すごく暑いよ?」
「軽く走るだけなら、然程体温も上がらない」
 すずかの質問にも涼しい顔で答えた。
 軽く走るって、真面目に走るつもりはないということだろうか。確かに縁は成績は優秀であるものの、授業を真面目に受けている生徒ではないのだが……それは些かいただけない。
「駄目よ縁、例えマラソンでも授業はきちんと受けないと」
「はい、ごめんなさい」
「……いや、なのはには言ってないから」
 軽く注意を促したアリサの言葉に、何故かしゅんと肩を窄めながらなのはが謝る。実はなのはも体育の授業はあまり真面目に受けているとは言えなかったからだ、特にマラソンは最も苦手な種目でもあるので尚更である。
 そう言うアリサちゃんも、授業で居眠り多いんやけどなー。
 小声ではやてがつっこみを入れる。
 それでもアリサはオール100点満点の文句なし成績トップなのだから、つくづく神様は不公平であるとしか言いようがない。こちらと成績は低々の態で、得意の筈の国語ですらフェイトと良い勝負というのが現実である。ちくしょう勉強教えて下さい。自分のつっこみで軽く凹んだ。
「しかしアンス」
 律儀に挙手をしながら縁は口を挟む。微妙に申し訳なさそうな顔で。
「私はあまり全力で走ったり動いたりしない方が良いと言われているんだ」
「へ? 縁って何か病気持ちだったの?」
 縁のその発言にアリサは驚き思わず問い返してから、しまったと後悔した。あまり気軽に聞いていい内容ではない可能性があるからだ。もしもこれで本当に病気持ちであれば掛ける言葉がない。
 いや、病気持ちだと分れば分ったで、これからの生活も何かと注意できるから良い事なのかもしれない。そうだとしたら、まずは最初に猫を助ける為とはいっても車にアクロバティックに轢かれるのは止めるように教えるべきだろう。あれは本人の心臓にも悪ければ他人の心臓にも悪く、失敗すれば三途の川の片道切符がもれなくプレゼントである。
 なんとなく、病気は持ってなさそうな気がしてきた。
「いや、私は健康だ」
「あ、やっぱり。なんか縁って風邪すらひいた事なさそうだもんね」
 風邪を拗らせても、風邪をひいたという事に気がつかない、という意味で。
「凄いなアンス、良く分ったな。確かに私は風邪をひいた事がない」
 冗談で言ったことの方が真実に思えてくる。
「でも、だったら何で運動しちゃいけないの?」
「ああ、教授が言っていたんだ。あまり全力で運動を行ってはいけない、と」
 また貴様か。
 さらりと告げられた発言にアリサは一瞬だけ渋い表情をする。アリサの中では既に “教授” の株は落ちるところまで落ちている様子である。
「えっと、とりあえず、その理由は?」
 眉間を押さえつつ質問する。
 確かに “教授” という人物はかなり人間として外道だとしても、縁に教えている教訓の半分くらいは100歩譲って理に適っていると認めてやらない訳でもない……ような気がするようなしないような……まあ、蟻の触覚の先端部分位はまともな事を言っている場合もあるので、否定する前に理由だけは聞くことにした。
「本気を出す者は良くも悪くも必要以上に目立つから、らしい。それに1番になってはいけないと、教授からはよく言われている」
 これはまた訳の分からぬ教えであった。目立ちたくない、という意味なのだろうか。1番になってはいけないと言うのもまた、意味が分らない。
 うーんとアリサは暫く考えてみたが、やはり意味を理解しかねる。
「でも、体育の授業なんて半分お遊びじゃない。思いっきり動いてストレス発散するべきよ」
「そういうものだろうか?」
「そういうものよ」
 眉間から手を離しながら言うアリサの言葉に、縁は不思議そうに首を傾げる。
 その後ろで、半分お遊びである授業にもついていけない私は何だろうとなのはが肩を落とし、ぽんぽんと落ちた肩を叩いてフェイトが慰める。本当に苦手なのだ、体育は。
「それに第一」
 ぴしりと指を立ててアリサが続ける。
「全力で物事に取り組むのも、結構おもしろいわよ」







 クロノが早めの昼食を終えた頃から、管理局本局の食堂には昼食を求めて飢えた局員達がわらわらと集まりはじめていた。アースラが次元空間を泳いでいる時は当然ながら、例えドッグ入りしている時でさえも、出歩く時間が勿体無いと艦長室で書類と格闘しながらブロック栄養剤で済ませることの多いクロノは、本局食堂を利用する事が滅多にないので昼時の食堂が戦場状態になることをあまり知らず、素直に巻き込まれなくて良かったと安堵した。
 現在アースラはドッグ入り。何かと名を馳せてしまった船とスタッフなので、色々と期待されているのだろう、様々な任務に当たっているボロが今回の定期検査で判明したために、どうやらアースラの修理が少し長引きそうとの事である。ただ、その修理スタッフは腕も一流なら頭のネジの吹き飛び具合も一流な困ったスタッフ達なので、修理が終った時には色々と注文してない新装備がされていそうで怖いところである。まあ、任務の役に立つなら取り外さなくても別に良いのだが。
 アースラが現在そんな状態であり、更にデスクワークは優秀な相棒と共に全て片付けてしまっており、ぶっちゃけたところヒマなのだ。だからこそ食堂に顔を出せたのだが。
 午後から久しぶりに戦闘訓練と、それから何か事件の資料でも集めようかと考えながら訓練室へと向かいながら歩くと、道の途中でばったりと見慣れた顔に出くわした。
 エイミィである。
 見慣れたどころではないかもしれないが。
「あれ? クロノ君もう食べ終わったの?」
「ああ、ついさっきね」
「ちゃんと噛んで食べないと駄目だぞー」
 噛んで食べているつもりではいるのだが、とクロノは心の中でつっこみ、口に出すことはない。ここで反論でもしようものなら、話がややこしくなるだけだというのは経験から知っているためである。
 君は僕の姉さんか。
 そう聞けばきっと自信満々でYesと返事するであろう。
「エイミィは今から食事か?」
「ううん、私ももう終わり。フェイトちゃんの手作り弁当だったんだぞー」
 ああ、それはきっとなのはへ渡す為の弁当の実験だ。
 羨ましいかー、というニコニコ顔で自慢してくるエイミィには言えなかった。
「フェイトちゃんのお弁当欲しいなら、クロノ君もちゃんと帰らなきゃ駄目だよ」
「今日は帰れるさ。それに週に1回は帰るようにしているよ」
「いや、十分少ないと思うけどね」
 真面目に答えるクロノの発言に、これは駄目だとエイミィは肩を落とす。
 フェイトは学業優先という方針で、中学を卒業するまでは学校への時間を優先的に割いている為家に帰ることが一番多いのだが、比べてリンディも本局勤めとは言え出勤は早いし夜遅くまで帰ってこない事も多い。泊まりの時だってある。クロノに至ってはこうだ。
 せっかく新しい家族になったのに、寂しい思いをさせてどうするんだよ。
 アルフがイライラしながら言っていた言葉が、頭の中に過ぎる。
 まあ、今度強引に連行しよう。説得や説明込み込みで。
 上司が苦労人なら部下も苦労人である。
「あ、そうだクロノ君」
 その計画はまた今度にするということにして、エイミィは唐突に話を移しかえすことにした。
「クロノ君が読んでたあの本、あとでちょっと貸してくれないかな?」
「……ああ、『魔王の心臓』 か?」
「そう、それそれ」
 話の変わりようから一瞬どの本を指しているのか迷ったが、すぐに今朝艦長席で少し読んでいた本を思い浮かべた。
 無限書庫で見つけた落し物の本である。
 しまった、食堂に行ったついでに届ければよかった。このままでは窃盗扱いになってしまうと後悔しつつ、クロノは話を続ける。
「構わないけど……君の目に留まるような本ではなかったと思うんだけどね」
 肩を竦めながら聞いてみた。
 エイミィはその性格からか誤解されているが、実際にはかなりの読書家である。
 そもそもオペレーターの仕事も報告書や指令文を読み、正確に内容を把握せねばならないし、逆に報告書や指令文を作る場合だってある。よって、文字の読み書きが苦手な人間がオペレーターになれるはずがなく、なれたとしても三流止まりのオペレーターだ。苦手な事を頑張っても辛いだけだし、成長したとしても凡人レベルより上は望めないからだ。特にクロノは別にやらなくてもいい仕事まで抱えてくる場合が多いので、エイミィが文章作成を手伝う場合も多い。
 まだ全部読んだ訳ではないのだが、最初の童話のような部分以外は全て淡々とデーターのみが書かれている本である。エイミィの目に留まるような面白い本だとは思えないし、第一 『魔王の心臓』 なるロストロギアはこれだけ正確な資料があるにも拘らず管理局が確保している訳ではない上に、それだけ高レベルのロストロギアが放置されているとは考えづらいのでデマの可能性が高い。要するにジョークブックな可能性がある。
「ちょっと気になることがあってね。ちらって見ただけだけど、魔力の波紋パターンってあったじゃない?」
「ああ、確かに似合ったな」
 少し見せただけなのを良く覚えているなと、少し感心した。
 魔力の波紋パターンとは、要するにその物の固有する魔力の指紋や声紋のようなものである。個々により波紋パターンは違っているので、レーダーによる個体認識に用いられている。たまに波紋パターンが同一な人物もいるのだが、それは本当に稀なことである。世界に自分とそっくりな人は3人はいると言ったところであろうか。
「あれって、なんかどっかで見たことある気がするんだよね」
「そうなのか?」
「まあ、念のため確認ってことで」
 あっはっはと苦笑いをしながら答えるエイミィの言葉に、クロノはそうかと付けておいた。
 確かに艦長職はそれぞれの波紋パターンなど目を通していない分、レーダーにより毎回それを探知している分オペレーターの方が詳しいだろう。しかし、あの本の通りのロストロギアが実在していて、もしも遭遇していたら嫌でも記憶に焼きつくような気がするのだが。なにせ魔力の無限生産と言う阿呆らしいロストロギアだ。そんな相手と出会うと考えただけでもぞっとしない。
「まあ、気の済むまで読むといいよ」
「うん、ありがとね」
 素直に礼を言うエイミィに、シニカルな笑みを浮かべながら読み終わったら届けておいてくれと一言添えてみた。
 露骨に嫌な顔をされた。







 今回マラソンは1km、200mトラックを5週走ることになる。
 男子は本日体育館にてバスケットであり、グラウンドが女子で占領できるということなので、面倒だから全員一斉にスタートしましょうかという事になった。いいのかそんな適当で。
 スタート&ゴール地点にデジタル式のストップウォッチを置いて、走り終えてから自分のタイムを自己申告するという形である。タイムの改竄が簡単に行えるような気がするが、今日のタイムはあくまで記録するだけであり成績にはあまり関係しないとの事なので、アリサの言葉通り本当に半分お遊びが入っていた。まあ、例えお遊びでもマラソンはしたくないなぁ、という生徒が大半かもしれないが。
 さあ、皆位置についてー、という先生の声に生徒はぞろぞろとトラックのスタート地点に固まってくる。半分以上の生徒はいまいち覇気がない。仕方がないのだが。
 嫌だねー、早く終るといいねー、と周りの生徒が口々にぼやいている中、アリサは文句1つ漏らすことなくスターと地点の最前列に並んでいた。
「さーて……すずか、久しぶりに勝負する?」
「いいけど……手加減しないよ?」
「別に手心なんていらないわよ」
 軽くストレッチを行いながら問うアリサの言葉に、不敵に笑いながらもすずかが聞きなおす。
 月村すずか、運動神経の塊。
 反射神経やセンスもさることながら、凡そ小学生の範疇外としか言いようのない体力の持ち主でる。正直な話、マラソンのように体力勝負の競技ではとてもではないが勝ち目はない。
 そもそもすずかは陸上長距離走では日本記録並みのレコードを持っている。ドーピングを行っていると言われても、たぶん納得してしまう。
「フェイトはなのはに付き添って最後尾スタートだろうしね、相手がいないのよ」
 肩を竦めながらアリサが言葉を添えた。
 トップ集団の邪魔にならない為だろう、走る距離が若干長くなってはしまうがなのははマラソンのときは毎回最後尾からスタートをする。己の力量を知り、身の程を弁えた娘である。
 そしてそれに付き添いフェイトも毎回なのはと一緒に最後尾からスタートする。本来ならすずかのようなモンスターレベルではないにしろ、アリサよりも速いくらいなのだが、記録をとらない時はそのままなのはのペースに合わせて並走をするという徹底ぶりである。何に徹底しているかは言わないが。
 まあ、実際フェイトは危険な前線を飛び回る魔道師であり、体力や脚力ならば同年代の生徒よりも抜きん出ている。今ではもう勝負したところで、アリサでは勝ち目がないのくらいは火を見るよりも明らかではある。別にそれが悔しい訳ではない。なにせ、その前線を飛び回っているフェイトすら軽く凌駕している豪傑がすぐ隣にいるのだ、恐ろしいことに。
 ちなみに、はやては1人ベンチ近くで柔軟体操である。
 夏休み明けには晴れて車椅子卒業であり、本人からすればもう既に十分運動するのには支障はないのだと思ってはいるのだが、何分過保護気味の家族が一同にして夏休み明けまで体育の授業の参加を認めていないのだ。流石に心配させているのを無碍にも出来ず、今のところは体育は別参加である。
「だったら縁ちゃんは?」
 そう聞きながらすずかは振り向いてみるが……
「縁、どこにいると思う?」
「……どこだろうね」
 あきれたようなアリサの声に、若干困ったようにすずかが返した。
 準備運動をしてからトラックに集まる際、縁とはぐれてそのままである。それでも普通なら見つけられそうなところではあるが、なにぶん縁の身長は平均よりも頭1つ分とは言わないがかなり小さい。集団に埋まってしまっては見つけるのは苦労する。
 別にそのままにしても害はないだろうとスルーしていたのだが、どうやらすずかが今気がついたようである。
「じゃあ、アリサちゃんを周回差にしたら私の勝ち、できなかったら私の負け、でいいかな?」
「よーし乗った、今日こそ土つけてあげるわ」
 見当たらない縁は横に置き、すずかは気を取り直して勝敗判断の確認を取る。
 流石にすずかとアリサでは実力差がありすぎるので、毎回何かのハンデをすずかがつけている。ハンデをつけられるというのも公平ではないのでアリサはいまいち納得できないところではあるが、もしもハンデなしでやると今度はすずかが遠慮して無意識に手を抜いてくるので、逆にこちらの方がきちんと勝負が出来るのである。
 ちなみにアリサの 「今回 “こそ”」 という台詞の通り、200mのハンデをつけても本気のすずかには未だに勝てないというのが実情である。少しずつではあるが差が縮まっているので将来的には勝てるだろうが、これだけの差があると本当に人間かこいつはと思ってしまう。
 位置についてー、という声がする。
 その声にアリサもすずかも前を向く。
 用意、との合図にて腰を落とす。すずかは軽く腰を落とすだけで、逆にアリサは深めに腰を落とす。
 そして、ドン、という声に一斉に駆け出

 赤い塊が、一気に躍り出た。

「は?」
 思わずアリサが声を漏らす。
 まだスタートして2歩目を蹴り込んだくらいである。
 続いてその赤い塊を捕らえるが如く、金色の影がアウト側から即座に追撃をかけた。
 まだ3歩目くらいである。
 前者、海鳴 縁。
 後者、フェイト・T・ハラオウン。
 2クラスで唯一ジャージを着ている縁と、アリサと同じく金髪のフェイトであった。
 両者とも凄まじいスタートダッシュである。と言うより、長距離走と短距離走を間違えたかのようなスピードである。
「ペース配分、考えてんのかしら縁」
「フェイトちゃんも張り切ってるね」
 2人の背中をアリサとすずかは呆気にとられたように見送る。
 そもそもフェイトが前に出るとは……今日のは記録でもないのに。もしかして競争しているのだろうか、今の自分達のように。
 なんとなく、そんな気がしてきた。
 あれはあれでフェイトも結構好戦的な人種である。今回はたぶん、フェイトから縁へと挑戦状をたたきつけたのだろう。
 何故か? それは愚問だ。
 そして恐らく、縁はその愚問の答えを理解していないことだろう。
 他の生徒も、そして先生でさえも呆然と2人を見送り……既に100m走破している。そこでふと、アリサは隣に気がついた。
 本来なら既にアリサを追い越しているはずであるすずかが未だにアリサと並走をしていた。それでも十分にトップ集団なのだが、どうやら縁とフェイトのスタートダッシュに気をとられて出遅れたようである。
 ……もしかして、チャンス?
 卑怯くさいようではあるが……アリサは容赦なく速度を上げた。
「あ」
 月村すずか。
 完全に出遅れてしまっていた。







 最後の1人がゴールするときには、アリサの息はすっかり治まっていた。
 結果だけを簡潔に言おう。
 アリサはぎりぎりですずかに勝てた。
 アリサの4週目ゴールと、すずかのゴールが僅かにアリサの方が早かったのだ。すずかがゴールした際に、少し膨れた顔が痛快ではあったが、その時点でかなり体力を消耗してしまったためにその後は失速気味ながら完走。
 だが、ベスト3には入れなかった。
 いつもならば1着がすずか、2着がフェイト、3着がアリサの順番である。1着と2着のタイム差がかなり広げられて、と追加してだが。
 だが今回は違った。

 1着、海鳴 縁。

 178秒。

「な、何なのよ2分台って……」
「うん、アンスは足速いんだな。まさに文武両道だ」
 とんでもない記録にアリサはがくりと項垂れながら呟くと、隣にいた縁が顎をなでながらアリサのタイムに驚いている様子である。分っている、これは嫌味ではない、天然なのだと。
 2分58秒である。
 5年生女子の記録ではない。男子でも無理な気がする。
 むしろ小学生の記録ではない。
 しかも、2週目で早々になのはを追い越し、その際に少しだけ何か話をしながら並走している。それどころかアリサを追い越す際も少しだけだが、大丈夫か? などとけろりとしながら話しかけ、そのまま並走していた。そのとき既にアリサは返事を返せるだけの体力もなく、ぜぃぜぃと息をするだけであった。
 それを加味すれば、記録は更に上である。
 最初に出遅れた分もあり、流石のすずかも勝てなかった。
「縁……あんた、足速いのね」
「うん、速かったみたいだ。私も驚いている」
 あんたが驚いてどうする。
 即座に心の中でつっこみを入れた。
 ちなみに、縁と競争をしていたフェイトは、前半ペースを上げ過ぎたために失速。完走はしたものの、結果は悲惨である。現在はやてに膝枕をしてもらいながら、ベンチで完全に延びている。
 なのはの順位は言うまい。
「もしかして、本気で走ったの、今日がはじめて?」
「ああ、ここまで本気で走ったのは、はじめてだ」
「そ……どうだった?」
 まあ、そもそも日常生活全力疾走する機会などそうはないだろう。加えて “教授” から変な教えを受けている以上、縁ならあまり走らずに生活していたんだろう。
 アリサの言葉に、縁はにこーっと笑顔を向ける。
「うん、気持ちいいものだな」







「凄いんだ、海鳴さん」
 膝枕の上で延びている少女は、誰に聞かれるでもない呟きを漏らしていた。
 
  
――――――――――――――――――――――――――――――
 今回は体育のお話です。いやあ、なのは嬢の扱いがぞんざいだ。
 1章が縁という人間、2章が思考能力、そして3章が身体能力の実証編になります。
 次回、実戦戦闘術vs護身術。
 護身術は戦うための武術ちゃうんですけど……



 クロガネは学生時代、苦手な科目を勉強しろと言われていたのですが、それは社会に出れば間違いでしかありません。確かに苦手な科目を勉強した方がテストの平均点は上げ易いでしょうが、苦手なことが出来ても所詮社会で食って事は出来ません。そもそも苦手な事を頑張って上手くしたところで、それは凡人程度に届くレベルだろうし、何より頑張ること自体が苦痛な他ありません。
 逆に好きなことを頑張るのに苦痛は伴わないでしょうし、何より努力してスランプがあろうとそれを乗り越えれば、そのスキルは凡人以上のスキルになります。第一、社会に出て食っていく場合、好きなことを生かして働くのと、嫌いなことをして働くの、どっちが良い暮らしが出来るかなんて一目瞭然の問題でしょう。
 クロガネは医療、機械、刀剣、護身術、文章、好きなことは色々あり、その結果現在は医療の仕事をして生活しています。仕事が万事楽しい分けないですが、苦しいと思ったことは今までありません。だって好きだし。
 残念ながら中学時代クロガネは小説を書くスキルは皆無だと面と向かって言われたことがあるので、小説を書いて食っていく気はないですが、それでも現在この話を書いていて苦痛と思ったことは一度もないです。小説書くのが苦手だったらとっくに諦めてるでしょう。まあ、下手な横好きですが。
 自分の個性を生かして働きたいなら、自分の個性を先に磨け。それが本当の個性なら苦じゃないだろうに……クロガネでした。
 
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6件のコメント

[C37] 今回も縁が活躍してうれしい限りです。

やはりただものではなかった縁さん。でも、予想はしてはおりましたが、この後、いろいろとあっち側のことにかかわってくるのでしょうか。看視者とか、ロストロギアの今回のお話など、予想できることは多いので、いろいろ考えながら先のお話を楽しみに待たせていただきます。

フェイトのいろいろな性癖が明らかになっているのが好いですね。なのはさんはまあ、一人だけノーマルな思考の持ち主ですから、この5人に混じると一番目立たなくなってしまうのは仕方ないのかも。不屈のエースのエピソードが最高でしたから、しばらくは影が薄くてもいいかなー、とか。
1キロで約3分ということは、ほぼ時速20キロ。概算で言えば、42、195キロを2時間ちょいで走るということに。女子なら確実に世界を獲れる逸材ですね。たぶんすずかはもっと速いんでしょうけど。

縁がこういう能力を持つには持つで何かしら理由があるのでしょうけれども、それがどんなにアリサから見て辛い理由であっても、縁はまったく自分辛い立場にいるなんてことは考えていないんでしょうね。教授の正体が明らかになるのが待たれるところです。

そして随所に振られたフェイト関連フラグ。なのはの次に縁に何かを気がつかせてもらえるのでしょうか。なぜ彼女が自分を見失っているのか、何が見えてきてしまっているのか。
いろいろと考え付くことはありますが、本編中でのお話の展開を楽しみにさせていただきます。

それでは、今回も更新お疲れ様でした。次回、楽しみにさせていただきます。
  • 2007-05-24
  • 投稿者 : かや
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[C38]

こちらでは初めまして。

とりあえず小説を書くスキルは皆無だと面と向かって言い放った方は私の主観で見る目が無かったのだと断定したく思います。というかクロガネさんにスキルが皆無だったら世に出ている作家の半分は職を失うべきです。まず私が泣きます。

や、毎度毎度文章力がすごい……内面心理の表現、特に直接描写されない部分の表現がすごいなと。縁や看視者など独特の空気を持ったキャラクターが今後どうなっていくのか楽しみです。

正直に言えば、私はこの作品における原作キャラの描き方があまり好きではありません。これは単純に私の思い描くキャラ像とクロガネさんの思い描くキャラ像の差から来る好みの問題なので、良いとか悪いとかではないのですが、大抵の場合、私はそういう作品を読みません。
でも、この作品は普通に面白いので読んでしまうのです。なんか、くやしい、でも……!のパターンを実感した気がする(最悪な喩え)。

個人的に先の展開の予想というのはあまりやらないので(作家さん自身のやり方を見たいので、途中でこちらから影響を与えたくないというのもあり)あまり頻繁に感想を残したりはしませんが、今後もいろいろな意味で楽しみにしてますー。
  • 2007-05-24
  • 投稿者 : HAL
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[C39] 最近スポーツしてないなあ

縁のコーディネーターばりの身体能力が発揮されました。すずかは原作どおりなら、人間を遥かに上回る夜の一族ですが、それを凌ぐとはすごい子だ。

私も高校時代は苦手科目は捨て、得意分野で成績を稼ぎましたね。中学のときから、あっちこっちのサイトで二次創作を読んでいた御蔭か、国語(特に現代文)は上位をキープ。どういう形であれ活字慣れに役立ってたんですね(笑
  • 2007-05-24
  • 投稿者 : ミヅキ
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  • 編集

[C40]

教授が全力を出さないように言ったのは、この驚異的な身体能力を解っていたからでしょう。
縁は自身がどれほどの存在なのか理解してないんでしょうね。
  • 2007-05-25
  • 投稿者 : トライア
  • URL
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[C41] コメントありがとうございますー

>かやさん
 あっち側に関わるかどうか、縁の身体能力についてはお楽しみです。
 フェイトの性癖は……まあ、笑って許してください。友情と愛情は紙一重ですから。なのは嬢は思考もノーマルなら性癖もノーマルでしょう。
 さーて、次はフェイトエピソードです。
 
>HALさん
 はい、こちらでははじめまして。
 小説のスキル云々は中学校の頃の話ですからね。あの頃の小説は見てて酷いなぁと思うときもありますし。
 まあ、クロガネの書き方は好き嫌いがあるらしいです。それ以前に原形保ってる原作キャラって……すずかくらい?
 
>ミヅキさん
 ナチュラルがぁぁ。クロガネもナチュラルですけど。ちなみにすずかは基本的原作基準です。リリなの自体、その設定が微妙に混じってますから。
 クロガネも本当に得意分野のみの人間でした。
 
>トライアさん
 教授が何を考えているのか、登場するまでネタバレはしないですけど、色々と考えているのです、教授も。
 縁は自分自身も人のことも何も理解してません。つくづく変な子だ。
  • 2007-05-25
  • 投稿者 : クロガネ
  • URL
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[C745]

「ああ、確かに似合ったな」→「ああ、確かに合ったな」
ではないでしょうか?
最近見つけて読み進めています!縁ちゃんが可愛くて大好きです!
  • 2013-09-29
  • 投稿者 : きつねうどん
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4/6更新 リリカルなのは、短編と呼ぶべきかネタと呼ぶべきか考えた結果これはクロガネ式妄想劇と呼ぶべきなんじゃないのかなぁという曖昧な結論に落ち着きました、みたいなお礼ありです。

魔法の使えない魔法使いの魔法

注意事項!

プロローグ

第1章 『海鳴 縁という少女』
       
基礎情報 第1章終了時点
第2章 『悩み』
         
基礎情報 第2章終了時点
第3章 『誰が為の剣』
           
基礎情報 第3章終了時点
第4章 『教授』
           
基礎情報 第4章終了時点
第5章 『恋ですか?』
           
基礎情報 第5章終了時点
第6章 『切実な事情、迂闊な発言』
           
基礎情報 第6章終了時点
第7章 『縁と看視者』
           
基礎情報 第7章終了時点
第8章 『その言葉、届かない』
           
基礎情報 第8章終了時点
第9章 『失意』
               
基礎情報 第9章終了時点
第10章 『挫けぬ雷刃』
           
基礎情報 第10章終了時点
第11章 『届け、星の光!』
             
基礎情報 第11章終了時点
第12章 『祝福される騎士と風』
 
第13章 『アリサ・バニングスという少女』
第14章 『そして、日常』


本筋関係ないパラレル短編
           

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クロガネ

Author:クロガネ
 鉄と書いてクロガネ。文系の皮を被った理数系。人種差別主義。有神無宗派論者。白衣の天使。瞑想で一日潰したことがある。萌えにも燃えにも反応する。二次元より三次元の方が楽しいと思う。宇宙人未来人超能力者魔法使い等特殊な人間じゃなくて本当に良かったと思っている。変な人といわれる。仲間と言うのはチャレンジャーな人、友人と言うのは変わった人、知人と言うのは普通な人。
 これがクロガネ。
 とりあえずメールはこちら↓
kurogane951@yahoo.co.jp

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