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なんぞこれ 2

――――――――――――
    メモ
――――――――――――
 なのはとユーノ。
 年齢未設定。
 たぶん友情を指している。







「ユーノ君、お風呂はいろっ」
 そうなのはが切り出した瞬間、ユーノは思わず頭を抱えてテーブルに突っ伏した。
 なのはの手にはバスタオルが2枚。フェレット用の小さなバスタオルなどではない、人間用のちゃんとしたバスタオルが2枚だ。
 これは新手の嫌がらせなのだろうか。それともなのはの羞恥心が壊滅しているだけなのだろうか。
「あ、もしかして忙しい? サービス残業?」
「……いや、そうじゃなくてね」
 返事をしないユーノを不審に思ったのか、なのはが突っ伏したユーノに顔を近づけながら尋ねてきた。
 何だろう、純粋に心配をさせてしまうと、何だか悪いことをしたような気分になってしまう。
 のそりとユーノは顔を起こし、姿勢を正しながらなのはに向きなおる。
「なのは、別になのはを邪険にする訳じゃないんだけど、よく聞いてほしいんだ」
「え、う、うん」
 真面目な顔をして切りだしたユーノの言葉に、なのははきょとんとしながら頷く。何を言い出されるのか、まるで見当がつきませんと言わんばかりの表情だ。
「男女は一緒にお風呂に入ったらいけないと思うんだ」
 それは前々から思っていたことだった。
 なのはだって良い年齢だ。もう男女別々の入浴が当然だと思っていいくらいである。だから一緒に入るのはおかしいのだと、前々から思っていたのだ、前々から。
 いまだきょとんとしているなのは。その目がまるで、何を言っているのだコイツは語りかけてくるような気がしてくるのは、きっとユーノが疲れているからだろう。
 この手の教育を何で自分がしているのだろうなと思いつつ、ユーノは言葉を続ける。
「そういう肌を晒す行為は、なのはに大事な人が出来たときまでとっておくべきだよ」
 だから自分に易々と見せちゃいけません、と言外に諭す。
 かくん、となのはの頭が左に軽く倒れる。首を傾げているつもりなのか。
「……なのは、聞いてる?」
「えっと、うん」
 本当に聞いているのか不安になったユーノの質問に、頷きはしなかったがなのはは言葉で返す。
 本当だろうか。そう疑ってしまうのを何て言ったか。疑心暗鬼だ。
「それじゃあ、僕の言ったこと、分かった?」
「うん」
 再び尋ねたそれには、なのははきちんと頷いて返す。
 何だか暖簾に腕押しのような感触ではあるが、理解してくれたらしい。
 それならいいけどね、とユーノは呟いて

「ところでユーノ君、お風呂一緒はいれそう?」

 再び頭を抱えた。
 何を言ってるんだろうね、この子は。
 軽く頭痛を覚えながらもユーノはまた顔を上げる。バスタオルを見せ付けるように軽く掲げるなのはの姿。
 駄目だ、全然理解しちゃいない。
「な、なのは、僕の言ったこと分かってないよね?」
「やだ、分かってるよ」
「だったら――」
 一人ではいってね、という言葉より先に、なのはがにこっと笑顔を浮かべる。
 そしてユーノよりも先に、口を開いた。

「ユーノ君以外の男の人と、お風呂なんて絶対入らないよ」

 とかなんとか、さも当然のように、とてもとても可愛らしい笑顔でのたまいやがる
 一瞬だけ、なのはの言葉の意味を理解しかねた。
 しかしそれは一瞬だけ。
「……~~~」
「あはは、ユーノ君、顔まっか」
 きゃっきゃと笑うなのは。
 なるほど、一本取られたということか。
 ユーノは若干熱い額に手を当てながら、軽く溜息を細く長く吐き出した。
「あー、もう、だからねなのは、そういう事じゃなくって」
「うん」
「お風呂はね、大事な人が出来たら……」
「だから、ユーノ君だよ」
 ぴっと、ユーノを指さすなのは。
 そしてもう一度笑顔を浮かべ、こう仰ったのだ。

「私の大事な人だもん。だからね、ユーノ君とお風呂はいりたい」







「はぁ……僕って押しが弱いのかな」
 結局お風呂に入ったユーノに対し、無限書庫の仲間の反応は大変冷たいものだった。
「ちくしょう、死ねっ!」
「爆発しろ! 自爆してしまえっ!」
「口の中に手榴弾詰められて汚い花火をあげちまえっ!」
「リア充自慢かよっ!」
「混浴自慢かよっ!」
「もう死ねよっ! 死んじまえよっ!」
「禿げろよっ! 上も下も禿げちまえよっ!」
「モゲろよっ! 鼻も耳もシンボルもモゲちまえよ!」
「女の子とお風呂とか、溺死しろよ!」
「司書長なんか出汁がなくなるまで風呂で煮込まれちゃえばいいんだっ!」
「どうせ風呂の中もちょめちょめな展開なんだろ!? そうなんだろ!?」
「30連勤にハマっちまえよっ! 有休取らせろよっ!」

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
 年齢未設定。小学生だろうが中学生だろうがStSだろうが年齢なんかファンタジー。ペガサスファンタジー。
 この場合、なのは嬢の方が淫獣。
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4/6更新 リリカルなのは、短編と呼ぶべきかネタと呼ぶべきか考えた結果これはクロガネ式妄想劇と呼ぶべきなんじゃないのかなぁという曖昧な結論に落ち着きました、みたいなお礼ありです。

魔法の使えない魔法使いの魔法

注意事項!

プロローグ

第1章 『海鳴 縁という少女』
       
基礎情報 第1章終了時点
第2章 『悩み』
         
基礎情報 第2章終了時点
第3章 『誰が為の剣』
           
基礎情報 第3章終了時点
第4章 『教授』
           
基礎情報 第4章終了時点
第5章 『恋ですか?』
           
基礎情報 第5章終了時点
第6章 『切実な事情、迂闊な発言』
           
基礎情報 第6章終了時点
第7章 『縁と看視者』
           
基礎情報 第7章終了時点
第8章 『その言葉、届かない』
           
基礎情報 第8章終了時点
第9章 『失意』
               
基礎情報 第9章終了時点
第10章 『挫けぬ雷刃』
           
基礎情報 第10章終了時点
第11章 『届け、星の光!』
             
基礎情報 第11章終了時点
第12章 『祝福される騎士と風』
 
第13章 『アリサ・バニングスという少女』
第14章 『そして、日常』


本筋関係ないパラレル短編
           

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クロガネ

Author:クロガネ
 鉄と書いてクロガネ。文系の皮を被った理数系。人種差別主義。有神無宗派論者。白衣の天使。瞑想で一日潰したことがある。萌えにも燃えにも反応する。二次元より三次元の方が楽しいと思う。宇宙人未来人超能力者魔法使い等特殊な人間じゃなくて本当に良かったと思っている。変な人といわれる。仲間と言うのはチャレンジャーな人、友人と言うのは変わった人、知人と言うのは普通な人。
 これがクロガネ。
 とりあえずメールはこちら↓
kurogane951@yahoo.co.jp

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